重要ゴールデンウイークの営業についてのご案内

重要お取り扱い商材の変更について

本屋大賞
メディア化情報

本屋大賞

メディア化情報

オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)、洋書など在庫も充実

エディターの注目本

今月の作品

至高の音楽
百田尚樹
購入はこちら

オススメ商品

永遠の0
百田尚樹
「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくる―。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。涙を流さずにはいられない、男の絆、家族の絆。
購入はこちら

海賊とよばれた男 上
百田尚樹
敗戦の夏、異端の石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐵造は、なにもかも失い、残ったのは借金のみ。そのうえ石油会社大手から排斥され売る油もない。しかし国岡商店は社員ひとりたりとも馘首せず、旧海軍の残油集めなどで糊口をしのぎながら、たくましく再生していく。20世紀の産業を興し、人を狂わせ、戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。その石油を武器に変えて世界と闘った男とはいったい何者か―実在の人物をモデルにした本格歴史経済小説。
購入はこちら

2014年 1月号
百田尚樹著『至高の音楽』
クラシックの感動にめざめる本
PHP研究所 新書出版部 西村 健

本書の中で、百田尚樹さんはベートーヴェンの「運命」のある部分について「『文学は音楽に敵わない』と思わされる瞬間である」と最大級の賛辞を贈っている。「ある部分」というのは、「第3楽章のラストの不気味に引き延ばされたハ短調の和音が突然、輝かしいハ長調に転ずる」箇所だ。クラシック門外漢の私はそれを読み「えっ、あの『ダダダダーン』の『運命』にそんな部分があったのか」と我が不明を恥じ早速聴いてみた。1回目、なるほどすごいな。3回目、本当に百田さんのいう通りかもしれない。そして5回聴いた頃から、クラシックを聴いて恍惚となる感覚を覚えるようになった。

だが私の感動は、残念ながら、百田さんの19歳のときの決定的な体験には及ばない。大学1回生の夏、百田青年はアルバイトで稼いだお金でオーディオセットを購入。下宿から実家に帰省した際、「クラシックも1つぐらいダビングしてみよう」と手に取ったのが、ベートーヴェンの第3交響曲「エロイカ(英雄)」だった。しかしなかなか「エロイカ」の録音がうまくいかず、録音しながら「エロイカ」を5回繰り返して聴くはめになる。「そして―その時は不意に訪れた。それまで幾度聴いても何も感じなかった私の心に、突然、すさまじい感動が舞い降りてきたのだ。『なんや、これは!』と思った。(中略)今まで音楽で感動したことはいくらでもあった。しかしベートーヴェンの感動は、これまで1度も味わったことのないほど、激しく、深いものだった」。以来30数年、百田さんはほぼ毎日クラシックを聴いているという。

本書はその百田さんが、お気に入りの25五曲+番外編1曲について、聴きどころ、作曲家のドラマチックなエピソード、おすすめCDの紹介などを熱い“百田節”で綴った1冊。ベートーヴェン以外にも、『魔笛』(モーツァルト)や『白鳥の湖』(チャイコフスキー)、さらに『永遠の0』のエピローグの執筆時に聴いた曲も登場する。

(日販発行:月刊「新刊展望」2014年1月号より)

今月の作品

至高の音楽
百田尚樹
「文学は音楽に敵わない」と思わずにいられない瞬間がある…。「永遠の0」のエピローグ執筆時に聴いた名曲など、圧倒的感動の26曲を語る。「風の中のマリア」「影法師」などの執筆時のエピソードも登場。
購入はこちら

『至高の音楽』の著者・百田尚樹さんにとっての「トクベツな3冊」

敦煌 改版
敦煌 改版
井上靖
百田尚樹さんのコメント
大学時代はほとんど小説を読まなかったのですが、その数少ない小説がこれです。決してページ数は多くはないのに、読了した時は何巻もの大長編を読み終えたようなスケールの大きさに…

怒りの葡萄 上巻 改版
怒りの葡萄 上巻 改版
ジョン・アーンスト・スタインベック
 
破獄
破獄
吉村昭

新刊展望のご案内

新刊展望 2014年1月号
【今月の主な内容】
[特集] 黒田官兵衛を読む
購入はこちら

オススメ商品

夢を売る男
百田尚樹
敏腕編集者・牛河原勘治の働く丸栄社には、本の出版を夢見る人間が集まってくる。牛河原が彼らに持ちかけるジョイント・プレス方式とは。現代人のふくれあがった自意識といびつな欲望を鋭く切り取った問題作。
購入はこちら

「黄金のバンタム」を破った男
百田尚樹
打たれても打たれても前に出る男は、こんなにも美しい―敗戦から10余年、19歳で世界王座についたファイティング原田。3年後、史上最強と言われていた「黄金のバンタム」エデル・ジョフレを破り、日本人初の2階級制覇。だが時代の寵児となった原田の前に、世界の強豪が立ちはだかる。1960年代、日本人を熱狂させた男の戦いを描きつつ、昭和の“熱”を見事再現した傑作ノンフィクション。
購入はこちら

オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)、洋書など在庫も充実