- 週刊 東洋経済 2023年 2/18号
-
週刊 東洋経済新報社
- 価格
- 750円(本体682円+税)
- 発売日
- 2023年02月13日
- 判型
- A4変
- JAN
- 4910201330232
- 雑誌コード
- 20133-02/18
内容説明
ビジネスリーダー必読の本格派総合経済誌
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 経済セミナー 2024年 05月号
-
価格:1,518円(本体1,380円+税)
【2024年03月27日発売】
電気料金の上昇にあえぐ日本列島の各所から悲鳴が上がっています。エネルギー価格の高騰は、産業の衰退にも直結する大問題です。エネルギー危機と脱炭素をともに解決する道はあるのでしょうか。本特集では長期化に備えるべきガス危機、電力・ガス価格の倍増に産業空洞化リスクが高まるドイツの現地リポートなどから、苛烈化するエネルギー危機の最前線に迫りました。陸上風力の自然環境破壊リスクや「再エネの切り札」洋上風力の入札にくすぶる懸念、拙速な原発回帰など、国が加速するGX戦略の歪みも描いています。
【第1特集】
どうするエネルギー危機 どうなる脱炭素
[図解] あらゆるエネルギーコストが高騰し続ける中、日本は生き残れるか?
PART1 苛烈化するエネルギー危機
[インタビュー] S&Pグローバル 副会長 ダニエル・ヤーギン
「エネルギー危機は長期化へ 国家の市場介入が強まる」
カルテル、顧客情報の漏洩… 大手電力で不正が横行 抜本改革へ厳罰論も
[インタビュー]「電取委の改組、送配電切り離しを」 高橋 洋
サハリン2は早晩停止のリスクも 「ガス危機」の長期化に備えよ 岩瀬 昇
電力・ガス価格倍増に製造業が悲鳴 ドイツ「産業空洞化」のリスク 熊谷 徹
「省エネ」 の切り札、ダイキンやパナが増産投資 日本の 「ヒートポンプ式暖房」 が欧州で爆売れ
[インタビュー] 日本の産業はエネルギー移行期を生き残れるか?
経団連会長(住友化学会長) 十倉雅和/
内閣官房参与 キヤノングローバル戦略研究所研究主幹 今井尚哉
PART2 まやかしのGX
「再エネ推進」が自然環境破壊に 国内最大級の陸上風力に地元から「待った」
[インタビュー] 風力発電最大手 副社長が語る
「風況のいい立地で 国民経済にも価値」 ユーラスエナジーホールディングス 副社長 秋吉 優
規制部門は縮小の一方、金集めに奔走
「ミニ経産省」化する環境省 杉本裕明
「再エネの切り札」を待ち受ける難路 洋上風力「入札第2弾」にくすぶる懸念
岸田政権「GX基本方針」の危うさ あまりに拙速な「原発回帰」
三菱重工が開発を主導 「革新軽水炉」は既存技術の改良型
[インタビュー]「GX基本方針」はここが間違っている
国際大学 副学長 橘川武郎/龍谷大学 教授 大島堅一
対応遅れれば投資先からの評価低減も
「うわべだけの脱炭素」に 国連か