新刊展望トップ │ [対談] 石塚 修・高野秀行 │ [著者とその本] 大崎 梢 │ [創作の現場] 橋秀実
2016年 6月号
【対談】納豆から、時代と暮らしが見えてくる
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新刊展望6月号
【対談】納豆から、時代と暮らしが見えてくる
石塚 修さん、高野秀行さん
【著者とその本】
大崎 梢さん
【創作の現場】
橋秀実さん
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高野秀行 / Hideyuki Takano
1966年東京都生まれ。早稲田大学探検部時代に書いた『幻獣ムベンベを追え』でデビュー。92〜93年にはタイ国立チェンマイ大学日本語学科で、2008〜09年には上智大学外国語学部で、それぞれ講師を務める。『ワセダ三畳青春記』で第一回酒飲み書店員大賞、『謎の独立国家ソマリランド』で第三十五回講談社ノンフィクション賞を受賞。他の著書に『世界の辺境とハードボイルド室町時代』(共著)『恋するソマリア』など多数。
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石塚 修 / Osamu Ishizuka
1961年栃木県生まれ。1986年、筑波大学教育研究科教科教育修士課程修了。博士(学術)。現在、筑波大学人文社会系教授。専門分野は日本近世文学・国語教育。著書に『西鶴の文芸と茶の湯』『日本語表現&コミュニケーション』(共著)『小学校知っておきたい古典名作ライブラリー32選』などがある。
著作(石塚 修)
- 納豆のはなし
- 文学作品などに登場する、様々な納豆の姿を追いかけ、日本の食文化とのつながりを楽しく軽妙に解き明かす。知ってナットク、読んであと引く、納豆にまつわるつぶよりのはなし。
- 小学校知っておきたい古典名作ライブラリ−32選
- 日本で古くから親しまれてきている古典作品の中でも、子どもが興味・関心をもちやすい場面を中心に、原文とあらすじを収めた。これだけは知っておきたいという基礎知識と、子どもが楽しめる授業づくり・単元づくりのヒントが満載。
著作(高野秀行)
- 謎のアジア納豆
- 辺境作家が目指す未知の大陸、それは納豆だった。タイやミャンマーの山中で食される「アジア納豆」を探すうちに新たな不思議にとりつかれ、話はなぜか日本へ…。知的好奇心にあふれた「納豆をめぐる冒険」。
- 世界の辺境とハ−ドボイルド室町時代
- 現代ソマリランドと室町日本、かぶりすぎ。人々の心の動きから法体系まで、こんなにも似ている社会が時空を超えて存在したとは。ノンフィクション作家と歴史家が世界の辺境と日本史を徹底比較する、“超時空”対談。
- 移民の宴
- 日本に移住した外国人は、どんな料理を食べているのか。震災直後の南三陸町のフィリピン人から神楽坂のフランス人まで、突撃ルポ。
- 恋するソマリア
- アフリカ大陸東端に広がるソマリア。内戦国家と海賊国家と民主国家が隣り合う摩訶不思議な世界に惹かれ、そこに暮らす人々に恋をした著者が、台所から戦場まで、あらゆる現場に飛び込む。命がけの見聞録。
- 謎の独立国家ソマリランド
- 終わりなき内戦が続き、無数の武装勢力や海賊が跋扈する「崩壊国家」ソマリア。その中に、独自に武装解除し、10数年も平和に暮らしている独立国がある…。世界を揺るがす、衝撃のルポルタージュ。
- イスラム飲酒紀行
- 「私は酒飲みである。休肝日はまだない」という著者が、イスラム圏における飲酒事情を描いた、おそらく世界初の爆笑ルポルタージュ!
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