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[創作の現場] 早見和真

著作

- イノセント・デイズ
- 死刑囚、田中幸乃。その女が犯した最大の罪は何だ。たったひとり幸乃の無実を信じ、最後まで味方であり続けようとする男。なぜ彼は、幸乃を信じることができたのか…。衝撃指数極大値。先入観を粉砕する圧倒的長編。


- ぼくたちの家族
- 家族の気持ちがバラバラな若菜家。その仲を取り持ってきた母の玲子の脳にガンが見つかった。突然の出来事に狼狽しつつも玲子のために動き出す父と息子たち。だがそんなとき、父が借金まみれだったことや、息子たちが抱いてきた家族への不満が露になる…。近くにいながら最悪の事態でも救ってくれない人って何?家族の存在意義を問う傑作長編。


- スリーピング・ブッダ
- 敬千宗の大本山・長穏寺に2人の若き僧侶が上山した。北陸の古寺の跡取り、小平広也。バンドでプロを目指すも挫折し、「安定」を求めて仏門を叩いた水原隆春。対照的な2人は、厳しい修行を通じてさまざまな現実に直面する。いまだ続く世襲制、先輩僧侶たちのイジメ、欲にまみれた夜遊び…。やがて彼らはある決意を胸に行動を起こす。


- ひゃくはち
- 地方への転勤辞令が出た青野雅人は、恋人の佐知子から意外なことを打ち明けられた。付き合い出すずっと前、高校生のときに二人は出会っていたという。彼は、甲子園の常連・京浜高校の補欠野球部員だった。記憶を辿るうち―野球漬けの毎日、試合の数々、楽しかった日々、いくつかの合コン、ある事件、そして訣別。封印したはずの過去が甦る。


- 6(シックス)
- ヒーローだけが主役じゃない。補欠も就活生もお母さんも、誰だって人生の主役なんだ…。だから人は愛おしい。大ヒット「ひゃくはち」の新鋭作家が描く、リアル青春ストーリー。


- ポンチョに夜明けの風はらませて
- 「俺たちの青春には何が足りない。奇跡だよ」。卒業式まで39時間、情熱を胸に男子高校生は旅に出る。アホなことに一生懸命で、いつだって全力疾走な3人の少年が贈る笑いと元気、ときどき涙の青春ロードノベル。


- 東京ドーン
- 会社を辞めたい。でも、同棲相手が妊娠した。甘ちゃんだけど彼女は大事にしている、はず。条件は抜群。結婚を言い出さない以外。野球をやめた。そうしたら、何もなくなった。交際七年、変わったのは…わたしの方?格好悪くていい。初めてそう思えた日。注目作家が描く、いまの「27歳」への応援歌。東京に暮らす若者を描いた珠玉連作集。

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