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創作の現場

今月の作品

あぽわずらい
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著者関連商品

あぽやん
遠藤慶太は29歳。大航ツーリスト本社から成田空港所に「飛ばされて」きた。返り咲きを誓う遠藤だったが―パスポートの不所持、予約消滅といった旅客のトラブル解決に奮闘するうちに空港勤務のエキスパート「あぽやん」へと成長してゆく、個性豊かな同僚たちと仕事への情熱を爽やかに描いた空港物語。
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恋する空港
空港で働く男“あぽやん”の活躍を描く第2弾。後輩教育を任された遠藤だが気儘な旅客やトラブルに右往左往。しかも恋の波乱まで!?
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カクメイ
視聴率が一定を超えたら、誰かが殺される。超人気お笑い番組を襲った前代未聞の脅迫殺人事件に、バブル期の日本が揺さぶられる!
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2014年 7月号
新野剛志

自宅から程近いワンルームが仕事場。週刊誌を含む3本の連載を抱え、日々のほぼ7割をこの部屋で過ごす。「週末は、家に帰ると小学生になったばかりの息子とつい遊んでしまう」と、泊まり込むこともある。執筆に追われる仕事漬けの毎日だ。

この部屋を構えて5年、「まったく荷物が増えていない」という室内は、仕事関連の物だけですっきりと整えられている。ダークブラウンを基調にアンティークの家具がさりげなく置かれ、落ち着いた雰囲気が漂う。

あぽわずらい』は、ツアー会社の成田空港所を舞台に、遠藤慶太が旅客サービスのプロ「あぽやん」として奔走するシリーズ第3弾。親会社が破綻し、現場の今後を思い悩む遠藤が、出社拒否の状態に。今作はおなじみのメンバーが交代で語り手を務め、遠藤の復帰までを描く連作短編集。オフィスの仲間に囲まれながら、各々が自らの悩みと向き合い、自力で前へと歩き出す。「その過程を楽しんでいただけたら」。シリーズ未読でも満足間違いなしの、ほろ苦くも清々しい1冊だ。

創作の現場

「朝の気分とスタートダッシュでその日の成果が決まってしまう」ため、朝は自らのエンジンをかける大切な時間。自宅と仕事場を行き来するだけの日も、愛用の鞄を持って“出勤”してくる。作品の構想は「100%喫茶店で」。編集者との打ち合わせも行きつけの店で行うが、執筆中は専らコンビニのコーヒーを愛飲中。特に気分転換は必要としないが、「何もしないと痩せてしまう体質」の新野さん。10キロのダンベルを左右に一つずつ持ってのトレーニングが唯一の運動だそう。

(日販発行:月刊「新刊展望」2014年7月号より)

今月の作品

あぽわずらい あぽやん3
航空業界の低迷に親会社の危機。人員削減の重圧とエリート出向社員の思惑に翻弄され、人のいい遠藤が遂に、折れた。感動の空港物語。
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プロフィール

新野剛志
新野剛志
Takeshi Shinno
1965年東京都生まれ。立教大学社会学部卒業後、旅行会社勤務を経て、1999年『八月のマルクス』で第45回江戸川乱歩賞を受賞。2008年、本作のシリーズ第1作にあたる『あぽやん』が第139回直木賞候補となる。著書多数。近著に『カクメイ』。
結婚当初に買ったアメリカ製のイスは、1950年代のもの。一度も張り替えていない、革のようなつやを持つ座面はビニール製だというから驚きだ。「当時のモノづくりの丁寧さを実感しますね」

新刊展望のご案内

新刊展望 2014年7月号
【主な内容】
[特集] 夏山讃歌
[インタビュー] 北村薫
[エッセイ] 樋口明雄
[ブックガイド] 山に誘う本 山を楽しむ本
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著者関連商品

美しい家
「あたしが、関わるひと、みんな死んでいく」と女は言った。女の記憶にあるスパイ学校の謎がさらなる不幸を招く戦慄のミステリー!
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