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創作の現場

著者関連商品

ホームグラウンド
サッカーをする場所を探し求める親子。校庭の扉は閉め切られ、公園からも追い立てられたふたりが、偶然辿り着いたのは、緑の芝生がどこまでも続く広場だった…。ひとつのグラウンドと3代にわたる家族の物語。
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サッカーボーイズ
ジュニアサッカーチーム・桜ヶ丘FCの武井遼介は、6年生になって早々に、キャプテンの座もレギュラーポジションも失い、初めて挫折を味わう。そんな中、新監督・木暮との出会いを通して、遼介は自分がサッカーをやる意味を見つめはじめる…。個性的なチームメイト、大人たちとの関わりの中で、悩み、もがき、成長していく少年たち。ひたむきな気持ちを呼び起こす、熱く切ない青春スポーツ小説。
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2012年 7月号
はらだみずきMizuki Harada

仕事場は「自宅から十三歩で出勤できる」離れ部屋。天井が高く、木と白壁の素朴な風合いが印象的な山小屋風の内装だ。書棚にはサッカー本(実用書、ノンフィクション、小説、洋書や自費出版物まで)がずらり。ここで終日執筆に励み、週末には地元のサッカーチームで「草サッカー」を楽しむ。

“草小説家”出身作家を自称する。「書いては机の引き出しにしまう……その繰り返しだったんです。『サッカーボーイズ』が本になった後、先の見通しもなかったけれど、小説を書き続けるため、プロ作家の道に舵を切る決意をしました。遠回りしてきましたが、書き続けていたことは今の自分の財産です」

サッカーの神様をさがして』は、出版社を辞めてサッカーライターに転身した四十代の主人公が、サッカー部新設を目指した高校時代を私小説に書き始め─という物語。「現在ではなく自分の高校時代に設定することで、普遍的なサッカーの楽しさや変わらない友情を描きたかった」。青春を通り過ぎてきたすべての読者の胸を熱くするサッカー小説だ。

創作の現場

大きめの机を二つ並べても余裕の広さ。左が執筆用、右が校正作業用。反対側の壁沿いに本棚が並ぶ。右手前は熱帯魚の水槽。「主人公が熱帯魚を飼うという設定の小説を書くために自分でも飼ってみたら、増えちゃって」、今や水槽七個に。なおもグッピーが増殖中。地元サッカーチームのユニフォーム(山吹色の「36」)の隣は、「Jリーグ開幕の年に出版社の仲間と作った草サッカーチーム“カルチョバンビーノ(イタリア語でサッカーボーイズの意)”のもの。ずうずうしく10番をつけてました(笑)」

(日販発行:月刊「新刊展望」2012年7月号より)


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今月の作品

サッカーの神様をさがして
サッカーライターに転身した尾高春彦は、仕事もなく高校時代の思い出を私小説として書き始める。そこには足が不自由な青年との出会いと別れがあった。春彦は今も後悔を抱くなか、意外な事実に気づかされていく…。
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プロフィール

はらだみずき
はらだみずき
一九六四年千葉県生まれ。法政大学卒。商社、出版社勤務を経て、二〇〇六年『サッカーボーイズ 再会のグラウンド』でデビュー。「本屋大賞2007得票Point別イチ押し本!」として書店員に取り上げられ注目を集める。シリーズは『サッカーボーイズ13歳』『〜14歳』『〜15歳』と続く。他の著書に『ホームグラウンド』『帰宅部ボーイズ』『スパイクを買いに』『赤いカンナではじまる』などがある。
仕事部屋の外は庭。花壇に季節の花々を咲かせ(写真はマンサク)、畑で数種類の野菜を育て、舗装した一画では「息子と一緒にサッカー」。執筆の合間に一息入れる大切な空間だ。「夕方ここでビールを飲むのが楽しみなんです」

新刊展望のご案内

新刊展望 7月号
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【今月の主な内容】
[懐想] 梶尾真治 異世界としての熊本
[特集] 東京タワーとスカイツリーのある「東京」 泉 麻人/中島京子
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