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2017年 1月号
【特集】本と、ともに。
米澤穂信 「誰も辿りつけない図書館で」
著作
- いまさら翼といわれても
- 誰もが「大人」になるため、挑まなければいけない謎がある…。奉太郎、える、里志、摩耶花、「古典部」4人の過去と未来が明らかになる、瑞々しくもビターな全6篇を収録。不動のベスト青春ミステリ。
- さよなら妖精 新装版
- 彼女との出会いが、謎に満ちた日々への扉を開けた…。米澤穂信、デビュー15周年記念刊行。初期の大きな、そして力強い一歩となった、鮮やかなボーイ・ミーツ・ガール・ミステリをふたたび。書き下ろし短編も収録。
- 王とサ−カス
- 『さよなら妖精』から10年の時を経て、高校生だった太刀洗万智は、異邦でふたたび大事件に遭遇する。2001年に実際に起きた王宮事件を取り込んで描いた壮大なフィクションにして、米澤ミステリの記念碑的傑作。
- 満願
- 人を殺め、静かに刑期を終えた妻の本当の動機とは―。驚愕の結末で唸らせる表題作はじめ、交番勤務の警官や在外ビジネスマン、美しき中学生姉妹、フリーライターなどが遭遇する6つの奇妙な事件。入念に磨き上げられた流麗な文章と精緻なロジックで魅せる、ミステリ短篇集の新たな傑作誕生。
- 折れた竜骨 上
- ロンドンから出帆し、北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。その領主を父に持つアミーナは、放浪の旅を続ける騎士ファルク・フィッツジョンと、その従士の少年ニコラに出会う。ファルクはアミーナの父に、御身は恐るべき魔術の使い手である暗殺騎士に命を狙われている、と告げた…。いま最も注目を集める俊英が渾身の力で放ち絶賛を浴びた、魔術と剣と謎解きの巨編!第64回日本推理作家協会賞受賞作。
- 折れた竜骨 下
- 自然の要塞であったはずの島で、偉大なるソロンの領主は暗殺騎士の魔術に斃れた。“走狗”候補の八人の容疑者、沈められた封印の鐘、塔上の牢から忽然と消えた不死の青年―そして、甦った「呪われたデーン人」の襲来はいつ?魔術や呪いが跋扈する世界の中で、推理の力は果たして真相に辿り着くことができるのか?第64回日本推理作家協会賞を受賞した、瞠目の本格推理巨編。
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