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2017年 1月号
大崎善生『いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件』
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新刊展望1月号

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大崎善生 / Yoshio Osaki

1957年、北海道札幌市生まれ。日本将棋連盟に就職。「将棋世界」編集長を経て、2000年、将棋棋士・村山聖の生涯を追ったノンフィクション小説『聖の青春』でデビュー、新潮学芸賞を受賞。同作は2016年映画化され、11月公開。以後、『将棋の子』で講談社ノンフィクション賞、『パイロットフィッシュ』で吉川英治文学新人賞を受賞。他のノンフィクションに『ドナウよ、静かに流れよ』『赦す人』、小説に『ロストデイズ』『さようなら、僕のスウィニー』など。
著作

- いつかの夏
- 「闇サイト」で集まった凶漢3人の犯行により命を落とした1人の女性がいた。彼女はなぜ殺されなくてはならなかったのか。そして何を残したのか。被害女性の生涯に寄り添いながら、事件に迫る長編ノンフィクション。


- 聖の青春
- 重い腎臓病を抱えつつ将棋界に入門、名人を目指し最高峰のリーグ「A級」で奮闘のさなか、29年の生涯を終えた天才棋士、村山聖。名人への夢に手をかけ、果たせず倒れた“怪童”の生涯を描く。〈受賞情報〉新潮学芸賞(第13回)。


- 赦す人
- 夜逃げ、破産、妻の不貞、闘病…。栄光と転落を繰り返し、無限の優しさと赦しで周囲を包んだ「緊縛の文豪」の波瀾万丈な一代記。


- ロストデイズ
- 30半ばで娘を授かった西岡順一は、子どもの誕生の喜びとは裏腹に、妻との関係がこのまま在り続けるのか不安を抱く…。東京からニース、ジェノヴァへ。見失った夫婦の絆をさがす物語。


- エンプティスタ−
- 恋人の七海と別れ、山崎隆二は途方に暮れていた。成人雑誌の編集部も辞め、校正者として無為に過ごす毎日。そんななか、七海の友人で行方不明になっていた風俗嬢の可奈を見たという噂を聞き、山崎は鴬谷へ向かう。彼女には会えなかったが、やがて「助けに来て」とすがりつく電話がかかってきた。山崎は囚われの身となっている可奈を救うため、海を渡った…。透明感あふれる文体で感情の揺れを繊細に綴った、至高の恋愛小説。


- さようなら、僕のスウィニ−
- 終着駅は記憶の中…。想い出はいつも、車窓のむこうで揺れている。鉄道を巡る物語に胸が切なくなる、珠玉の短編集。

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