新刊展望トップ │ [ロングインタビュー] 荻原 浩 │ [著者とその本] 土橋章宏 │ [創作の現場] 知念実希人
2016年 11月号
土橋章宏『駄犬道中おかげ参り』
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新刊展望11月号
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土橋章宏 / Akihiro Dobashi
1969年、大阪府豊中市生まれ。関西大学工学部卒。2011年、「超高速!参勤交代」で第37回城戸賞を同賞初の審査員オール満点で受賞。2013年小説『超高速! 参勤交代』で作家デビュー。2014年公開の同名映画のシナリオで第38回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。他の著書に『幕末まらそん侍』『超高速! 参勤交代 老中の逆襲』『引っ越し大名三千里』などがある。
著作
- 駄犬道中おかげ参り
- 時は天保元年おかげ年。博徒の辰五郎は、深川の賭場で大勝負に負け多額の借金を背負った夜、お伊勢講のくじに当たり長屋代表として伊勢参りに出発した。旅の途中で出会った代参犬・翁丸たちとの愉快痛快珍道中。
- 超高速!参勤交代
- たった5日で参勤交代しろって?お金がない!人手がない!時間がない!東北の弱小藩は意地悪なお上の無理難題にどう挑むのか。
- 超高速!参勤交代 リタ−ンズ
- 「5日で参勤」の難題をやりきり、命じた老中の顔を潰した湯長谷藩の面面はのんびり帰路につくはずだった。そこへ老中が国許へ2日で戻り、さらに江戸城天守閣再建の沙汰を下す。絶体絶命の窮地に陥った藩主らは智恵を絞る。巨悪と対峙する痛快時代エンターテインメント。
- 老中の逆襲
- どす黒い野望の陰に見えてきた“徳川将軍家乗っ取り”計画。「時間・カネ・人が足りない」をはるかに超える難問が湯長谷の男たちに突きつけられた。東北の貧乏藩が再び絶体絶命の危機に…。生きていたのか!?雲隠段蔵!
- 幕末まらそん侍
- 安政2年、安中藩主・板倉勝明は、藩士の心身鍛錬を目的として安中城内より碓氷峠の熊野神社までの7里余りの中山道を走らせた。“安政の遠足”とも呼ばれた、日本のマラソンの発祥である。美しい姫をめぐりライバルとの対決に燃える男。どさくさ紛れに脱藩を企てる男。藩を揺るがす隠密男。など・・悲喜こもごもの事情を背負いながら、侍たちが走る。果たして勝者は?
- 引っ越し大名三千里
- 徳川家康の血を引く譜代大名でありながら、生涯に7度の国替えをさせられ、「引っ越し大名」という渾名を付けられた松平直矩。またもや幕府から国替えを命じられたものの、「引っ越し奉行」の役目を継がされたのは、引きこもり侍と後ろ指を指される若輩者の片桐春之介だった。果たして姫路播磨から豊後日田への国替えは成功するのか?
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