新刊展望トップ │ [ロングインタビュー] 荻原 浩 │ [著者とその本] 土橋章宏 │ [創作の現場] 知念実希人
2016年 11月号
【ロングインタビュー】荻原 浩『ストロベリ−ライフ』
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新刊展望11月号
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荻原 浩 / Hiroshi Ogiwara
1956年、埼玉県生まれ。成城大学経済学部卒。広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターに。1997年『オロロ畑でつかまえて』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2005年『明日の記憶』で山本周五郎賞、2014年『二千七百の夏と冬』で第5回山田風太郎賞、2016年『海の見える理髪店』で直木賞を受賞。他の作品に『砂の王国』『愛しの座敷わらし』『冷蔵庫を抱きしめて』など多数。
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サインキャンペーン対象商品
- ストロベリ−ライフ
- イチゴ農家を継げと迫る母親。猛反対の妻。志半ばのデザイナーの仕事はどうする。夢を諦めるか、実家を捨てるか。恵介36歳、今、人生の岐路に立つ…。明日への元気がわいてくる、直木賞作家の人生応援小説。
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著作
- 海の見える理髪店
- 伝えられなかった言葉。忘れられない後悔。もしも「あの時」に戻ることができたら…。母と娘、夫と妻、父と息子。近くて遠く、永遠のようで儚い家族の日々を描く物語六編。誰の人生にも必ず訪れる、喪失の痛みとその先に灯る小さな光が胸に染みる家族小説集。
- 二千七百の夏と冬 上
- ダム建設工事の作業中に、縄文人男性と弥生人女性の人骨が発見された。二体はしっかりと手を重ね、互いに顔を向け合った姿であった。三千年近く前、この男女にいったいどんなドラマがあったのか?新聞記者の佐藤香椰は次第にこの謎にのめりこんでいく。縄文から弥生へ、時代のうねりに翻弄された悠久の愛の物語。
- 二千七百の夏と冬 下
- 紀元前七世紀、東日本―ピナイ(谷の村)に住むウルクは十五歳。野に獣を追い、木の実を集め、天の神に感謝を捧げる日々を送っている。近頃ピナイは、海渡りたちがもたらしたという神の実“コーミー”の噂でもちきりだ。だがそれは「災いを招く」と囁かれてもいた。そんなある日、ウルクは足を踏み入れた禁忌の南の森でカヒィという名の不思議な少女と出会う。
- 明日の記憶
- 広告代理店営業部長の佐伯は、齢五十にして若年性アルツハイマーと診断された。仕事では重要な案件を抱え、一人娘は結婚を間近に控えていた。銀婚式をすませた妻との穏やかな思い出さえも、病は残酷に奪い去っていく。けれども彼を取り巻くいくつもの深い愛は、失われゆく記憶を、はるか明日に甦らせるだろう!山本周五郎賞受賞の感動長編、待望の文庫化。
- 金魚姫
- 勤め先はブラック企業、うつうつと暮らしていた潤。日曜の夕刻、近所の夏祭で目に留まった金魚を持ち帰ったら、部屋に妖しい美女が現れた。金魚の化身に戸惑う潤。だがそれ以来、商談が成立するようになり…。
- ギブ・ミ−・ア・チャンス
- 元相撲取りの探偵、お笑い芸人を目指すフリーター…。夢を諦めきれない人々をユーモラスに、温かく描く。人生の転機を迎えた人々の悲喜こもごもを掬いあげる、笑いと涙の「再チャレンジ」短篇集。
- 冷蔵庫を抱きしめて
- 夫との食の嗜好の違いに気づき、摂食障害の症状が出てきてしまう女性を描いた表題作ほか、DV男ばかり好きになる女性、マスクなしでは人前に出られなくなった男性など、現代人を心の闇から解放する短編集。
- 花のさくら通り
- 不況にあえぐ零細広告代理店の次なるクライアントは、閑古鳥が鳴く「さくら通り商店会」。がけっぷち同士がタッグを組んで、起死回生を目指すが…。ユニバーサル広告社シリーズ第3弾。
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