新刊展望トップ │ [ロングインタビュー] 朝井リョウ │ [著者とその本] 石井光太 │ [創作の現場] 梓澤 要
新刊展望トップ │ [ロングインタビュー] 朝井リョウ │ [著者とその本] 石井光太 │ [創作の現場] 梓澤 要
-
新刊展望10月号
-
梓澤 要 / Kaname Azusawa
1953年静岡県生まれ。明治大学文学部卒業。1993年、『喜娘』で第18回歴史文学賞を受賞しデビュー。歴史に対する確かな目線と骨太のドラマを織り込んだ作風で着実な評価を得てきた。作品執筆の傍ら、2007年から東洋大学大学院で仏教学を学ぶ。2014年『捨ててこそ空也』で、第3回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。他の作品に『光の王国 秀衡と西行』『荒仏師運慶』など。
著作
- 城主になった女井伊直虎
- 東に東海の雄・駿河の今川義元!北に信濃から侵攻してきた武田信玄!西は三河の徳川家康と織田信長の連合軍!たえず三方から狙われ、脅かされてきた遠江の小国・井伊家。次々と当主が殺され、出家した姫が、地頭職を継いで、井伊谷の平和のために立ち上がった。後の徳川四天王・井伊直政を育て上げた、知られざる戦国の女領主・次郎法師直虎の生涯。
- 捨ててこそ空也
- 醍醐天皇の血筋でありながら、母に手酷い仕打ちを受け、都を出奔。野辺の骸を荼毘に付しつつ諸国を遍歴し、平将門の首に祈りを捧げ、比叡山の権威にも屈しなかった空也。その波乱と熱涙の全生涯を描く歴史小説。〈受賞情報〉歴史時代作家クラブ賞作品賞(第3回)
- 荒仏師運慶
- 自分にしか彫れぬ仏とは何か。動乱の時代を生き、絶望も愛欲も仏に刻んだ天才運慶の濃厚な生涯!
- 井伊直虎
- 戦国の世に、井伊家の領主となり井伊直虎を名乗った女性がいた。天文13年、井伊家の当主・直盛のひとり娘の祐の運命は、その年を境に激変した。井伊家家老の裏切りにより、今川義元に謀反の疑いを持たれた、井伊直満と弟の直義が、駿府で生害させられたのだ。井伊家は、命を狙われる直満の子・亀之丞の秘匿を決行。許婚の亀之丞と引き裂かれた祐は、出家を決意し、次郎法師を名乗るが―。直虎の生涯を描いた傑作歴史長篇。
- 光の王国
- 内大臣頼長の密命を受け、遥か奥州平泉に向かった西行は、かの地で若き藤原秀衡と出会う。末法の世に奇跡の王国を見た西行の胸に去来した想いとは…。岩手日報などに連載された小説に大幅に手を加えた長編歴史小説。
- 越前宰相秀康
- 家康を父に持つ於義丸は双子で生まれたため、忌避される。兄信康のとりなしで家康に息子として数年後に認知させた。しかし、秀吉の養子として徳川家を出され、豊臣秀康と名乗らされた。それも束の間関東の結城家に養子にだされ、父・家康の監視役とされる。家康が恐れた息子の短くも波乱の生涯を描く歴史巨編。
新刊展望トップ │ [ロングインタビュー] 朝井リョウ │ [著者とその本] 石井光太 │ [創作の現場] 梓澤 要