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芥川賞・直木賞

芥川賞の過去の受賞作となります。

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※ 著者50音順

第171回 芥川賞 受賞作

  • サンショウウオの四十九日

    サンショウウオの四十九日

    朝比奈秋新潮社

    周りからは一人に見える。でも私のすぐ隣にいるのは別のわたし。不思議なことはなにもない。けれど姉妹は考える、隣のあなたは誰なのか? そして今これを考えているのは誰なのか――三島賞受賞作『植物少女』の衝撃再び。最も注目される作家が医師としての経験と驚異の想像力で人生の普遍を描く、世界が初めて出会う物語。

  • バリ山行

    バリ山行

    松永K三蔵講談社

    古くなった建外装修繕を専門とする新田テック建装に、内装リフォーム会社から転職して2年。会社の付き合いを極力避けてきた波多は同僚に誘われるまま六甲山登山に参加する。 その後、社内登山グループは正式な登山部となり、波多も親睦を図る目的の気楽な活動をするようになっていたが、職人気質で職場で変人扱いされ孤立しているベテラン社員妻鹿があえて登山路を外れる難易度の高い登山「バリ山行」をしていることを知ると……。

第170回 芥川賞 受賞作

  • 東京都同情塔

    東京都同情塔

    九段理江新潮社

    ザハの国立競技場が完成し、寛容論が浸透したもう一つの日本で、新しい刑務所「シンパシータワートーキョー」が建てられることに。 犯罪者に寛容になれない建築家・牧名は、仕事と信条の乖離に苦悩しながら、パワフルに未来を追求する。ゆるふわな言葉と実のない正義の関係を豊かなフロウで暴く、生成AI時代の預言の書。

第169回 芥川賞 受賞作

  • ハンチバック

    ハンチバック

    市川沙央文藝春秋

    「本を読むたび背骨は曲がり肺を潰し喉に孔を穿ち歩いては頭をぶつけ、私の身体は生きるために壊れてきた。」
    圧倒的迫力&ユーモアで選考会に衝撃を与えた、第128回文學界新人賞受賞作。

第168回 芥川賞 受賞作

  • この世の喜びよ

    この世の喜びよ

    井戸川射子講談社

    注目の新鋭がはなつ、待望の第二小説集。
    幼い娘たちとよく一緒に過ごしたショッピングセンター。喪服売り場で働く「あなた」は、フードコートの常連の少女と知り合う。言葉にならない感情を呼び覚ましていく表題作「この世の喜びよ」をはじめとした作品集。

  • 荒地の家族

    荒地の家族

    佐藤厚志新潮社

    あの災厄から十年余り、男はその地を彷徨い続けた。仙台の書店員作家が描く、止むことのない渇きと痛み。

第167回(2022年上半期) 芥川賞 受賞作

  • おいしいごはんが食べられますように

    おいしいごはんが食べられますように

    高瀬隼子講談社

    職場でそこそこうまくやっている二谷と、皆が守りたくなる存在で料理上手な芦川と、仕事ができてがんばり屋の押尾。ままならない人間関係を、食べものを通して描く傑作。心をざわつかせる、仕事+食べもの+恋愛小説。

第166回(2021年下半期) 芥川賞 受賞作

  • ブラックボックス

    ブラックボックス

    砂川文次講談社

    ずっと遠くに行きたかった。
    今も行きたいと思っている。
    自衛隊を辞め、いまは自転車メッセンジャーの仕事に就いているサクマは、都内を今日もひた走る。

第165回(2021年上半期) 芥川賞 受賞作

  • 貝に続く場所にて

    貝に続く場所にて

    石沢麻依講談社

    コロナ禍が影を落とす異国の街に、9年前の光景が重なり合う。
    ドイツの学術都市に暮らす私の元に、震災で行方不明になったはずの友人が現れる。
    静謐な祈りを込めて描く鎮魂の物語。

  • 彼岸花が咲く島

    彼岸花が咲く島

    李琴峰文藝春秋

    記憶を失っていた少女は、海の向こうから来たので宇実と名付けられた。
    少女・游娜と、少年・拓慈。
    そして宇実は、この島の深い歴史に導かれていく。

第164回(2020年下半期) 芥川賞 受賞作

  •  推し、燃ゆ

    推し、燃ゆ

    宇佐見りん河出書房新社

    推しが炎上した。
    ままならない人生を引きずり、祈るように推しを推す。そんなある日、推しがファンを殴った。

第163回(2020年上半期) 芥川賞 受賞作

  • 首里の馬

    首里の馬

    高山羽根子新潮社

    未名子はオンライン通話でクイズを出題するオペレーターの仕事をしていた。
    ある台風の夜、幻の宮古馬が庭に迷いこんできて……。

第162回(2019年下半期) 芥川賞 受賞作

  • 破局

    破局

    遠野遥河出書房新社

    私を阻むものは、私自身にほかならない。
    ラグビー、筋トレ、恋とセックス―ふたりの女を行き来するいびつなキャンパスライフ。
    28歳の鬼才が放つ、新時代の虚無。

第161回(2019年上半期) 芥川賞 受賞作

  • 背高泡立草

    背高泡立草

    古川真人集英社

    草は刈らねばならない。そこに埋もれているもは、納屋だけではないから―。
    長崎の島に暮らし、時に海から来る者を受け入れてきた一族の、歴史と記憶の物語。

  • むらさきのスカートの女

    むらさきのスカートの女

    今村夏子朝日新聞出版

    近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性のことが、気になって仕方のない
    彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で彼女が働きだすよう誘導する。

第160回(2018年下半期) 芥川賞 受賞作

  • ニムロッド

    ニムロッド

    上田岳弘講談社

    それでも君はまだ、人間でい続けることができるのか。
    あらゆるものが情報化する不穏な社会をどう生きるか。新時代の仮想通貨(ビットコイン)小説!

  • 1R1分34秒

    1R1分34秒

    町屋良平新潮社

    デビュー戦を初回KOで飾ってから三敗一分。
    長年のトレーナーにも見捨てられ、変わり者のウメキチとの練習の日々が、ぼくを、その心身を、世界を変えていく――。

第159回(2018年上半期) 芥川賞 受賞作

  • 送り火

    送り火

    高橋弘希文藝春秋

    少年たちは暴力の果てに何を見たのか?東京から山間の町へ引っ越した中学三年生の歩。
    級友とも、うまくやってきたはずだった。あの夏、河へ火を流す日までは―。

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