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創作の現場

今月の作品

書行無常
藤原新也 著
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死ぬな生きろ
四国を巡る旅のさなか、見えてきた光景…。それをどのような形で人々に伝えるのか。写真家・藤原新也の新たなる挑戦は、「書」と「写真」の融合だった。現代の若者に向けた希望のメッセージが込められた1冊。
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メメント・モリ
『いのち、が見えない。…しぬことも見えない。…街にも家にもテレビにも新聞にも机のうえにもポケットの中にもニセモノの生死がいっぱいだ。…』――Memento-Mori 死を想え―― 83年の発売から今もなお人々に衝撃を与え続ける20万部突破の超ロングセラー。写真エッセイ集。
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2011年 12月
藤原新也Shinya Fujiwara

東京・新宿にあるエプソンの「プライベートラボ」は、日本最大のプリントができるレンタルスペースだ。同所で新刊『書行無常』の発売に際して開かれる展覧会の準備に忙しい藤原新也さんを訪ねた。

書行無常』は、藤原さんが日本、中国、インドの現場≠旅し、その場で感じた言葉を〈居合い抜きのごとく〉書いた書(メッセージ)と写真、文章で構成されている。

8か月に亘る「週刊プレイボーイ」での連載中は、毎週「週刊独特の呼吸感で突っ走った」。事件現場から連載終了間際に起こった東日本大震災まで、日本の現在を写し出す「いわばドキュメント」であると同時に、そのメッセージと奥行きのある写真は見るものの五感を揺り動かす。パワー漲る圧巻の書だ。

今回開催される展覧会の写真は最大6メートル×3メートル。書は最大5メートル四方と藤原さんのこれまで行ってきた展覧会としては最大の規模となる。不況、大震災、放射能、と打ち沈んだ空気を吹き飛ばす、「見れば元気」な展覧会にしたいという。

創作の現場

「エプソンの機械が好きで、20年くらい前から使っている」という藤原さん。背後にあるのは1.5メートル幅対応の大判プリンターだが、自身も1メートル幅対応のものを所有。東京の自宅のほかに、房総にも30年ほど前から仕事場を構え、書や絵など詰めて作品に取り組むときは房総を利用することが多い。展覧会「藤原新也の現在 書行無常展」は11月27日(日)まで、3331 Arts Chiyodaにて開催。

(日販発行:月刊「新刊展望」2011年12月号より)

今月の作品

書行無常
書×写真×言葉、藤原新也が筆で吼える。AKB48劇場、宮崎口蹄疫、人間書道、上海万博、ガンジス火葬、そして東日本大震災。現場で書し、写し、吐き出した言葉の軌跡が1冊に。「週刊プレイボーイ」連載を書籍化。
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プロフィール

藤原新也
藤原新也
1944年福岡県生まれ。写真家・作家。東京藝術大学油画科を中退し、インドを振り出しにアジア各地を旅して『印度放浪』『西蔵放浪』『全東洋街道』などを発表。主著に『東京漂流』『メメント・モリ』『アメリカ』『日本浄土』『コスモスの影にはいつも誰かが隠れている』など。写真集に『少年の港』『全東洋写真』『千年少女』『花音女』などがある。
最近の藤原さんのお気に入りで、スナップ的な撮影に使われることの多いというRICHO GXR。新発売のマウントユニットにライカMレンズとフォクトレンダーSUPER WIDE HELIAR 15mmを装着。

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新刊展望 12月号
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今月の主な内容
【懐想】鴻巣友季子「三十年の寄り道」
【対談】読んできたもの、書きたいこと はやみねかおる・朝井リョウ
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