- 在庫状況:品切れのためご注文いただけません
- 数の現象学
-
- 価格
- 1,210円(本体1,100円+税)
- 発行年月
- 2009年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480091963
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 測度論からの数理統計学
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2023年09月発売】
- ベクトル解析
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2009年10月発売】
- 現代の古典解析
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2006年10月発売】
- 数学的思考
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【1991年07月発売】
- 現代数学と数学教育 復刊
-
価格:3,960円(本体3,600円+税)
[BOOKデータベースより]
いかめしい漢字がならぶ哲学用語も、もとをたどれば日常語に源を発し、西欧の人々にはわかりにくくはないという。自然数・加法減法・分数・倍・積・比率なども、そっ気なく抽象的すぎて見えるかもしれないが、じつは文化の色合いをそこここに残している。現代数学さえも日常の深みに浮いている。その深みを覗き見ると何が見えてくるのか?歴史・文化から教育にも幅広く関心のある数学者ならではの、思いがけない兎穴から入り込んだ興味つきない数の迷宮!タテ×ヨコはなぜ面積?など、子どもに問いつめられる親たちへのヒントも満載。高次の数学の読み解きのヒントにも。
影を背負ってゆらぐ自然数
足し算・引き算に潜む情念
幻想の小数で世界を作る
直線上に変化を刻み込む
次元を異にする3種の乗法
分数は古代文化の集大成
数量化の道を追体験しよう
正比例は自然法則のかなめ
「倍」に見る自然と人間の不和
不安定にゆれる“積”の概念
深層の3角形に根ざす比率
日常の深みに浮く現代数学
数学史コマンテール
数学教育コマンテール