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- 影武者徳川家康 上巻 改版
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- 価格
- 935円(本体850円+税)
- 発行年月
- 2008年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101174150
[BOOKデータベースより]
慶長五年関ケ原。家康は島左近配下の武田忍びに暗殺された。家康の死が洩れると士気に影響する。このいくさに敗れては徳川家による天下統一もない。徳川陣営は苦肉の策として、影武者・世良田二郎三郎を家康に仕立てた。しかし、この影武者、只者ではなかった。かつて一向一揆で信長を射った「いくさ人」であり、十年の影武者生活で家康の兵法や思考法まで身につけていたのだ…。
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ユーザーレビュー (14件、平均スコア:5)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
関ヶ原の戦いで徳川家康は暗殺されていたそしてその役目を引き継いだ影武者によって天下統一は成し遂げられたが影武者と二代目将軍秀忠との陰の争いは激しさを増して行く荒唐無稽な事件とその後の歴史を、隆慶一郎氏特有の手腕で波乱に飛んだ娯楽小説に昇華している(しらぬい/男性/30代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
文章が巧いこと(間然する所なしの点)に尽きる。(サミュエル・ピープス/男性/60代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
徳川家康影武者説の真偽はともかく、事実と虚構を織り交ぜた時代小説の傑作だと思います。誰にも支配されない「道々の者」であるはずの二郎三郎が、亡き家康の影武者として支配する側の頂点に立つ。秀忠や柳生忍軍との暗闘、豊臣家との和平工作、表の歴史とは全く正反対の展開に大満足です。(くりちゃん/男性/50代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
関ヶ原の戦い以降が小説のメインなので、厳密には江戸時代初期の小説となるかもしれませんが、一応、安土・桃山時代といえる関ヶ原の戦いが出発点なのであげました。徳川家康の史実とされていることが、影武者の行動としても、矛盾なく合理的に描かれている点が非常におもしろいです。もしかすると、本当に徳川家康が関ヶ原の戦いで亡くなっていたのではと思えてきます。(コナン三世/男性/50代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
捨童子松平忠輝と合わせて、家康替え玉説に基づいた痛快な歴史小説である。主人公と取り巻く人々の設定が実に巧みで、読み始めると止まりません。隆慶一郎氏の早すぎる死が惜しまれます。(ヤマトタケル/男性/50代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
戦国のフィナーレの時期の葛藤がおもしろいです(同志社大学 史学科 中退/男性/50代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
隆慶一郎の本は面白いので長いのですが読みやすく一気に読んでしまいました(かっぱ/男性/30代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
本当の歴史かも、と思わせてくれます。(こいこい/男性/40代)
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「おすすめ江戸時代の本」レビューコメント
本年正月にSPドラマ化された、本作。家康は関が原の戦で死んでいた!影武者として徳川家を率いた男の別の戦い。関が原の戦から大坂夏の陣を中心に、描かれています。本作は、原哲夫により劇画化もされています。(スピンオフ作品「影武者徳川家康外伝左近」も)(猫八/男性/40代)
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「おすすめ江戸時代の本」レビューコメント
私が読んだのは、重くて分厚く、上下に分かれた単行本でした。読み始めは、奇想天外ではあるが、正直言って、面白くなかったです。この本では、関ヶ原の戦いで家康が死ぬんです。下賎のものが身代わりになって家康を演じるのですが、その影武者を追い出そうとする、どこの者とも知れぬ影武者に家康面されたくない者との闘いの物語です。おどおどしてたのが、だんだん貫録が出て、それに協力する者と、脅威を感じて追い出そうとする者の丁々発止の展開になるあたりから、もうこの分厚さも何のその、腕の痛さも何のその、徹夜して二日で読んでしまいました。テレビドラマになっていたので、この題名を知っている人は多いでしょうが、ぜひ、小説を読むことをお勧めします。(みーたん/女性/50代)
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「クリスマスに贈りたい本 2013」レビューコメント
全然クリスマスっぽくないタイトルですが、本書によって『物語を読む楽しさ』を贈りたい、という意図での選択です。本書の発行は1889年。気がつくと25年近く前の作品になってしまいました。しかし時代小説ながら当年度の「このミステリがすごい」にランクインするなど、当時絶賛されたエンタテインメント小説としての圧倒的なおもしろさは全く色あせないと思います。上中下3分冊の超大作ですが、読み始めれば、寝るどころか、会社や学校に行く間も惜しみたくなるようなドライブ感でをあっという間に読まされてしまうと思います。そして「読む楽しさ」とともに『物語を読み終わる寂しさ』も教えてくれると思うのです。クリスマスに「読書」を贈る。そんなことができる一作です。(Zucky/男性/50代)
- なな
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世良田二郎三郎の生涯
関ヶ原で家康が暗殺され、影武者として背格好が似ている世良田二郎三郎が抜擢されるという設定の歴史小説。
ただの漂流の民だと思われていた世良田だが、只者ではなかった!
- ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
関ヶ原の戦いにおける徳川家康の影武者を主人公に戦国時代を描いた小説。優れたエンターテインメント性に驚かされたと同時に、歴史を多面的に見ることの面白さに気づくきっかけになった。その後、「吉原御免状」など隆氏の作品のほかに、「中世の非人と遊女」などを書いた歴史学者の網野善彦氏の著作を多数読むことになった。
- ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
これが正史なのではないのかと思わせる面白さでした。
関ヶ原の戦いにおける徳川家康の影武者を主人公に戦国時代を描いた小説。優れたエンターテインメント性に驚かされたと同時に、歴史を多面的に見ることの面白さに気づくきっかけになった。その後、「吉原御免状」など隆氏の作品のほかに、「中世の非人と遊女」などを書いた歴史学者の網野善彦氏の著作を多数読むことになった。
鈴木/編集長 プレジデント
3 SPECIAL BOOKS掲載日:2012/09/27
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