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みんなで作る本棚 歴史シリーズ 縄文・弥生時代の本 古墳・飛鳥時代の本 平安・鎌倉時代の本 鎌倉・室町時代の本 安土桃山(戦国)時代の本 江戸時代の本 明治・大正の本 昭和・平成の本

Honya Club.comスタッフコメント

お待たせしました!『日本の歴史本棚』第5弾は、「鎌倉・室町時代」の本!
幕府が鎌倉に置かれていた時代を指す鎌倉時代と、室町幕府(足利将軍家)によって統治されていた室町時代。
Honya Club.comの会員の皆さまが選んだ作品は何か、人気ランキングと共にお楽しみください♪

レビュー特別賞

「特に熱がこもっていた」とスタッフが認定したレビューに対してお贈る「レビュー特別賞」!金賞はこちら!

キミノ名ヲ。

金賞『キミノ名ヲ。』梅谷百
レビューレビュー
歴史にあまり興味を感じない人へ。よくあるタイムスリップもののラノベで、登場人物が美形揃いだったり、恋愛要素が多めだったりするので、本当の歴史好きには物足りないかもしれません。私も学校で習った歴史が全てでしたが、この物語で、この時代に人が生きて、悩んで、戦っていたことに初めて現実味をもって気づかされました。教科書でほんの数ページ。すぐに仲たがいして、権力を奪い合って、敵味方の立ち位置が変わる。そんな歴史をややこしくしてくれている教科書の登場人物達でしたが、どうにも抗えない流れに苦悩しながら進んでいく姿が切なく響きます。同じ人間がこうして歴史を築いてきたことに、そしてそれを想像すらしてこなかった自分自身に衝撃を受けました。史実に忠実かどうかは、私の知識ではわかりませんが、歴史はちょっと苦手、とっつきにくい、と思っている方の入り口になれる本ではないかと思います。(Rin/女性/40代)
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現代語訳義経記

入賞『現代語訳義経記』高木卓
レビューレビュー
「義経記」という書名や古典であることから、勇ましい義経の活躍を華々しく描く物語と思い込んでいた。しかし、この物語の義経は無敵のヒーローでも天下無双の名将でもなく、悲劇の貴公子として描かれている。本書では、かの有名な鞍馬天狗の話も、一ノ谷の活躍も、屋島の戦いもさらっと流してもっぱら義経とそのお供たちの奥州落ちから最期までを描いています。一ノ谷や屋島の戦いでの華々しい戦いしか知らない自分からするとちょっとなよなよしい、そしていかんともしがたい運命に翻弄される義経、というのは意外ながらも引き込まれるものがありました。ドイツ文学者でもあり小説家でもある高木先生の現代語訳は読みやすい文体で、お勧めです。(紺碧の空/男性/30代)…もっと読む

新・平家物語

入賞『新・平家物語』吉川英治
レビューレビュー
平家物語って鎌倉時代?と思う方もいるかと思います。厳密には鎌倉時代以前が主な舞台となりますが、原型である平家物語の成立が鎌倉時代とされていることや、鎌倉幕府の成立に深くかかわる人物たち、その礎となる出来事などが描かれているので、是非お勧めしたいと思います。著者の吉川栄治氏は『宮本武蔵』などでも有名ですが、これもかなりの大著です。とはいえ、名著の御多分に漏れず、面白いので読書好きならむしろうれしいところです。「読書はあまり。。。」という人でも、きっと面白さに引き込まれるのと思います。内容は基本的には「平家物語」そのもので歴史小説ではありますが、堅苦しさはなく、堅苦しさはなく、「新・〜」と銘打つように、著者独自の解釈だったり、文体だったり、原作(?)とは違った魅力が伝わってきます。鎌倉を紐解くうえで重要な「それ以前」を著者独自の感性で生き生きと描いています。(deco*cat/男性/20代)…もっと読む

作品人気ランキングTOP3!

1位は牛若丸の幼名で知られるあの武将の、数奇な生涯を描いた長篇小説!

義経

『義経』司馬遼太郎
レビューレビュー
活き活きとした細部、長さを感じさせない。(jt/男性/50代)読み応え満点の源義経の波乱万丈と悲劇の生涯(ho/男性/60代)司馬良太郎の小説です。読んでいて面白いです。(ノム/男性/50代)歴史ものが好きだから(ゲン/男性/50代)司馬遼太郎さんの描く義経像が今までとちょっと違います。非常に読み応えのある本だと思います。(ゆづる/女性/50代)司馬遼太郎さんの作品はどの登場人物も魅力的に描かれていて、面白いです。時代背景も同時に勉強できるし、何より物語として楽しめます。(コンチャン/男性/30代)
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現代語訳義経記

『現代語訳義経記』高木卓
レビューレビュー
「義経記」という書名や古典であることから、勇ましい義経の活躍を華々しく描く物語と思い込んでいた。しかし、この物語の義経は無敵のヒーローでも天下無双の名将でもなく、悲劇の貴公子として描かれている。本書では、かの有名な鞍馬天狗の話も、一ノ谷の活躍も、屋島の戦いもさらっと流してもっぱら義経とそのお供たちの奥州落ちから最期までを描いています。一ノ谷や屋島の戦いでの華々しい戦いしか知らない自分からするとちょっとなよなよしい、そしていかんともしがたい運命に翻弄される義経、というのは意外ながらも引き込まれるものがありました。ドイツ文学者でもあり小説家でもある高木先生の現代語訳は読みやすい文体で、お勧めです。(紺碧の空/男性/30代)…もっと読む

徒然草

『徒然草』吉田兼好 木藤才蔵
レビューレビュー
日本三大随筆ですから(テンコ/女性/40代)家の作りやうは、夏をむねとすべし秀逸な文言だと思います。(reinbow/女性/10代)教科書にのってた(tako/男性/10代)今の時代でも通じるものがあって面白い(しとろえん/男性/50代)吉田兼好(hana/女性/30代)…もっと読む

投票が多かった武将の作品をピックアップ!

源義経

源義経
鎌倉幕府を開いた源頼朝の異母弟。
河内源氏の源義朝の九男として生まれ、幼名を牛若丸と呼ばれた。平治の乱で父が敗死後、奥州藤原氏の当主・藤原秀衡の庇護を受ける。兄・頼朝と共に平氏を滅ぼし、最大の功労者となったが後に頼朝と対立し朝敵とされた。全国に捕縛の命が伝わると難を逃れ再び藤原秀衡を頼ったが秀衡の死後、頼朝の追及を受けた当主・藤原泰衡に攻められ衣川館で自刃し果てた。

現代語訳義経記

『現代語訳義経記』高木卓
レビューレビュー
「義経記」という書名や古典であることから、勇ましい義経の活躍を華々しく描く物語と思い込んでいた。しかし、この物語の義経は無敵のヒーローでも天下無双の名将でもなく、悲劇の貴公子として描かれている。本書では、かの有名な鞍馬天狗の話も、一ノ谷の活躍も、屋島の戦いもさらっと流してもっぱら義経とそのお供たちの奥州落ちから最期までを描いています。一ノ谷や屋島の戦いでの華々しい戦いしか知らない自分からするとちょっとなよなよしい、そしていかんともしがたい運命に翻弄される義経、というのは意外ながらも引き込まれるものがありました。ドイツ文学者でもあり小説家でもある高木先生の現代語訳は読みやすい文体で、お勧めです。(紺碧の空/男性/30代)…もっと読む

北条政子

北条政子
鎌倉幕府を開いた源頼朝の正室。
伊豆の流人だった頼朝の妻となり、頼朝が鎌倉に武家政権を樹立すると御台所と呼ばれる。夫の死後に落飾して尼御台と呼ばれた。法名を安養院といった。頼朝亡きあと征夷大将軍となった嫡男・頼家、次男・実朝が相次いで暗殺された後は、傀儡将軍として京から招いた幼い藤原頼経の後見となって幕政の実権を握り、世に尼将軍と称された。

炎環 新装版

『炎環 新装版』永井路子
レビューレビュー
鎌倉時代を生き生きと描いた小説で鎌倉時代を知るには一番わかりやすい小説だった。この本のおかげで私は鎌倉時代にはまりました。(soggy/女性/50代)…もっと読む

源頼朝

源頼朝
鎌倉幕府の初代征夷大将軍。
河内源氏の源義朝の三男として生まれ、父・義朝が平治の乱で敗れると伊豆国へ流される。伊豆で以仁王の令旨を受けると、平氏打倒の兵を挙げ、鎌倉を本拠として関東を制圧する。弟たちを代官として源義仲や平氏を倒し、戦功のあった末弟・源義経を追放の後、諸国に守護と地頭を配して力を強め、奥州藤原氏を滅ぼして全国を平定した。建久3年に征夷大将軍に任じられた。これにより朝廷から半ば独立した政権が開かれ、後に鎌倉幕府とよばれた。

あまねく神竜住まう国

『あまねく神竜住まう国』荻原規子
レビューレビュー
荻原規子さんの作品としてはびっくりするほど短いですが、その分読みやすいと思います。頼朝が主役ではありますが、基本的には「風神秘抄」の続編なので、荻原さんが未読の人はこれを読んで慣れてから「風神秘抄」や勾玉三部作に挑んでほしいと思います。(たくひな/女性/40代)…もっと読む

源実朝

源実朝
鎌倉時代前期の鎌倉幕府第3代征夷大将軍。
鎌倉幕府を開いた源頼朝の四男として生まれ、兄の頼家が追放されると12歳で征夷大将軍に就く。政治は始め執権を務める北条氏などが主に執ったが、成長するにつれ関与を深めた。官位の昇進も早く武士として初めて右大臣に任ぜられるが、その翌年に鶴岡八幡宮で頼家の子公暁に暗殺され、わずか28年の生涯をとじた。これにより鎌倉幕府の源氏将軍は断絶した。

太宰治選集 3

『太宰治選集 3』太宰治
レビューレビュー
太宰治の、理想の人物として源実朝が描写されています。とにかく実朝を崇拝している側近の目から実朝の行動が描写されており、なんだかアイドルを神格化する追っかけのようです。しかし、実朝の悲劇的な死の予感が随所にちりばめられ、あまり浮かれた気持ちにはなりません。ドラマチックな展開はあまりありませんが、その分、滅びの美学が心に残ります。(ぽんちゃん/女性/20代)…もっと読む

平清盛

平清盛
平安時代末期の武将・公卿。
伊勢平氏の棟梁・平忠盛の長男として生まれ、平氏棟梁となる。保元の乱で後白河天皇の信頼を得て、平治の乱で最終的な勝利者となり、武士としては初めて太政大臣に任せられる。日宋貿易によって財政基盤の開拓を行い、宋銭を日本国内で流通させ通貨経済の基礎を築き、日本初の武家政権を打ち立てた。(平氏政権)。治承三年の政変で法皇を幽閉して徳子の産んだ安徳天皇を擁し政治の実権を握るが、平氏の独裁は貴族・寺社・武士などから大きな反発を受け、源氏による平氏打倒の兵が挙がる中、熱病で没した。

新・平家物語

『新・平家物語』吉川英治
レビューレビュー
平家物語って鎌倉時代?と思う方もいるかと思います。厳密には鎌倉時代以前が主な舞台となりますが、原型である平家物語の成立が鎌倉時代とされていることや、鎌倉幕府の成立に深くかかわる人物たち、その礎となる出来事などが描かれているので、是非お勧めしたいと思います。著者の吉川栄治氏は『宮本武蔵』などでも有名ですが、これもかなりの大著です。とはいえ、名著の御多分に漏れず、面白いので読書好きならむしろうれしいところです。「読書はあまり。。。」という人でも、きっと面白さに引き込まれるのと思います。内容は基本的には「平家物語」そのもので歴史小説ではありますが、堅苦しさはなく、堅苦しさはなく、「新・〜」と銘打つように、著者独自の解釈だったり、文体だったり、原作(?)とは違った魅力が伝わってきます。鎌倉を紐解くうえで重要な「それ以前」を著者独自の感性で生き生きと描いています。(deco*cat/男性/20代)…もっと読む

コミック

源平合戦を舞台にした作品、源義経が登場する作品など、皆さんがおすすめするコミックはこちら!

ジパング 深蒼海流

『ジパング 深蒼海流』かわぐちかいじ
レビューレビュー
平家の全盛から滅亡までを描く、かわぐち版「源平合戦」。(まだ「モーニング」で連載中です)平家がなぜ、興隆を極めながら滅亡へと向かったのか、頼朝、義経は本当はどんな関係だったのか、歴史考証にこだわりながら、作家の想像力を最大限に発揮した作品。平家も源氏も、どちらも応援したくなり、困ります。(ハレ/男性/40代)…もっと読む

鬼灯の冷徹

『鬼灯の冷徹』江口夏実
レビューレビュー
地獄の話だが、不遇な晩年から鞍馬山の大天狗が、判官贔屓で烏天狗警察の警察官として抜擢したという設定。華奢な見た目に反して力士に憧れているので総ツッコミが入るので面白い。(小ダダ/女性/20代)…もっと読む

修羅の刻

『修羅の刻』川原正敏
レビューレビュー
永遠の謎である義経伝説を陸奥圓明流外伝修羅の刻(しゅらのとき)で面白い独自のキャラクターを立て実在の人物と歴史的解説も多少加えながら展開していく同シリーズにしては珍しい長編です。一気読み。(恐竜のとーちゃん/男性/40代)…もっと読む

お伽もよう綾にしき

『お伽もよう綾にしき』ひかわきょうこ
レビューレビュー
この漫画もひかわきょうこワールド全開で面白い。続編(お伽もよう綾にしきふたたび)も面白い。(ディアボロ2008/男性/50代)…もっと読む

ぶっしのぶっしん 鎌倉半分仏師録

『ぶっしのぶっしん 鎌倉半分仏師録』鎌谷悠希
レビューレビュー
絵が綺麗で面白い(リンヤン/女性/20代)…もっと読む

その他作品★カーソルを表紙画像に合わせるとレビューが出ます

Honya Club.comスタッフコメント 日本の歴史<鎌倉・室町時代>の本、いかがでしたでしょうか?
今回、司馬遼太郎さんの『義経』や、江口夏実さんの『鬼灯の冷徹』にも登場する源義経が老若男女問わず人気なのが印象的でした!
また1192(イイクニ)作ろう鎌倉幕府と語呂合わせで覚えた鎌倉時代ですが、実はそれ以前に鎌倉幕府が成立していた説が濃厚のようです。 これを機に幕府成立まで歴史を学んでみてはいかがでしょうか?
みんなで作る本棚歴史シリーズ第6弾も募集予定!お楽しみに!

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