藤原道長と紫式部

「貴族道」と「女房」の平安王朝
朝日新書　９３８

朝日新聞出版
関幸彦　

• 価格: 935円（本体850円＋税）
• 発行年月: 2023年12月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784022952479

内容情報

[BOOKデータベースより]

権勢の家柄「権門」の五男だった道長。貧しい家柄「寒門」の出でありながら、文才・歌才に恵まれた紫式部。出自・身分を異にする二人が、一条天皇期の宮廷世界で時間を共有した―。両者の対照的な出自・才能・運命・生き様を丹念にたどり、二人が生きた平安王朝を鮮やかに描き出す。

序　謡曲『源氏供養』を考える―いま一度の光源氏
１　王朝時代の諸相―内と外
２　藤原道長の章（道長の周辺―「権門」貴族の群像；道長のファミリー・ヒストリー；道長の年代記）
３　紫式部の章（紫式部の周辺―「寒門」女房の群像；紫式部―ファミリー・ヒストリー；紫式部の年代記）
４　再びの王朝時代の諸相―都と鄙（都鄙と王朝武者；外交の危機と王朝）

[日販商品データベースより]

光源氏のモデルは道長なのか？　紫式部の想い人は本当に道長なのか？　摂関政治の最高権力者・道長と王朝文学の第一人者・紫式部を中心に日本史上最長400年の平安時代の真実に迫る！　NHK大河ドラマ「光る君へ」を読み解くための必読書。