怖い絵 死と乙女篇

角川文庫　１７５３８

角川書店 ＫＡＤＯＫＡＷＡ
中野京子（ドイツ文学）　

• 価格: 748円（本体680円＋税）
• 発行年月: 2012年08月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784041004395

内容情報

[BOOKデータベースより]

全身にみなぎる憤怒と威厳、「皇女ソフィア」―凄絶な姉弟喧嘩の末に、権力を握ったのは？甘やかな香りが漂う、ボッティチェリの最高傑作、「ヴィーナスの誕生」―美の背後に秘められた、血なまぐさい出生の物語とは？自らを死神になぞらえた、「死と乙女」―実際に画家とモデルを襲ったその後の運命は？名画に秘められた人間心理の深層を鋭く読み解く２２の物語。文庫書き下ろしも収録したシリーズ第２弾。

レーピン『皇女ソフィア』
ボッティチェリ『ヴィーナスの誕生』
カバネル『ヴィーナスの誕生』
ベラスケス『フェリペ・プロスペロ王子』
ヨルダーンス『豆の王様』
レオナルド・ダ・ヴィンチ『聖アンナと聖母子』
ミケランジェロ『聖家族』
セガンティーニ『悪しき母たち』
伝レーニ『ベアトリーチェ・チェンチ』
ルーベンス『メドゥーサの首』〔ほか〕

[日販商品データベースより]

ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」、シーレ「死と乙女」、ベラスケス「フェリペ・プロスペロ王子」、ミケランジェロ「聖家族」――名画に秘められた恐怖を読み解く「怖い絵」シリーズ、待望の文庫化第２弾！