- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
[BOOKデータベースより]
なかよしの友だちと、大げんかしてしまった女の子。公園の落ち葉にねころんで、いろんなことをかんがえて、家にかえってみたら、おじいちゃんがたき火をしています。「じいちゃんのやきいもは、うまいぞー!」けんかあいての女の子も、そこにいて…?自然派絵本作家・村上康成が描く、秋の町のあたたかなひとこま。5歳から。
[日販商品データベースより]仲良しの友だちと大げんか。その後、ふたりで噛み締めた、ほっこりおいしい焼きいもの味…。自然派絵本作家・村上康成が、小さな女の子の気持ちを、秋の町の風景の中にていねいに描いた絵本。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
オレンジ色に、空を見上げる女の子の大きな瞳が印象的な表紙・・・「やきいもの日」というタイトルも心惹かれます。
お話は、ケンカした友だちと仲直りする話なのですが、とにかくその心理描写がお見事!タイトルのやきいもが、効果的に描かれています。
ケンカして、イライラ、トゲトゲ、悲しい気持ちが、甘いやきいもを食べるうち、だんだん優しい気持ちに変わっていきます。最初は味も分からない、一口二口食べるうち、そのおいしさに気付く・・・
ほかほか温かいやきいもが、冷たくなった二人の心も温めてくれ、我慢していた気持ちを溢れさせ、素直になれた気がします。
真っ黒な手で涙をふきつつ、二人で笑いながら食べるやきいも・・・本当においしかっただろうなぁ。
全ページを通して描かれる秋色の色調も素敵で、秋に読むのにピッタリの絵本です。(MYHOUSEさん 40代・富山県 )
【情報提供・絵本ナビ】