- 待兼山少年
-
大学と地域をアートでつなぐ“記憶”の実験室
大阪大学総合学術博物館叢書 12
- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2016年03月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784872595222
[BOOKデータベースより]
第1章 キャンパス空間の可能性を求めて―プロジェクトの概要(熱い空間をキャンパスに生む―「おみおくりプロジェクト」から「待兼山少年」へ;待兼山クロニクル―待兼山と待兼山における大阪大学の歴史)
第2章 石橋宿舎おみおくりプロジェクト―よみがえる生活の“記憶”(石橋宿舎3棟4号室プロジェクト;記憶を残し、可能性を開放する―リノベーション・プロジェクト;芸術活動における個別的な感情について―『Chrissie Tiller Workshop&Presentation:大阪大学旧石橋職員宿舎「おみおくり」イベント』を通して;少年時代の記憶を知覚する―サッカード・ディスプレイによる映像展示;失われた宿舎の音を採集する―“私の妄想”)
第3章 待兼山少年―積み重ねられていく“記憶”の実験(企画展導入と各プロジェクト;石橋宿舎3‐4のインスタレーション;待兼山屏風;廃墟刻まれる時間;豊中市の3少年;スペシャル・トーク 待兼山少年最終章 ウクレレ)
第4章 WEBBING PROJECT@待兼山―発酵を通しての空中浮揚の探求(カウンターとしてのウェビング・プロジェクト;パフォーマンス“発酵曼荼羅”)
第5章 石橋宿舎から紡ぐ未来の展望(「家」の記憶を拾い集める―元住人へのインタヴュー;旧石橋職員宿舎から紡ぐ未来の展望―インタヴューを終えて)
戦後復興から高度成長期をのぞむ昭和33年から昭和35年に建てられた大阪大学の「石橋職員宿舎」が、老朽化と耐震性を理由に取りこわされることになった。この職員宿舎を題材に、大学と地域の“記憶”をテーマに開かれた一連のプロジェクト「阪大石橋宿舎おみおくりプロジェクト」について、イベント・展示・パフォーマンスを記録した一冊。宿舎で成長した旧住人の記憶を中心に大阪の北に位置する近辺の歴史をたどる。
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