- 物理学と神
-
- 価格
- 836円(本体760円+税)
- 発行年月
- 2002年12月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784087201741
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[BOOKデータベースより]
「神はサイコロ遊びをしない」と、かつてアインシュタインは述べた。それに対し、量子論の創始者ハイゼンベルグは、サイコロ遊びが好きな神を受け入れればよいと反論した。もともと近代科学は、自然を研究することを、神の意図を理解し、神の存在証明をするための作業と考えてきたが、時代を重ねるにつれ、皮肉にも神の不在を導き出すことになっていく。神の御技と思われていた現象が、物質の運動で説明可能となったのだ。しかし、決定論でありながら結果が予測できないカオスなど、その後も神は姿を変えて復活と消滅を繰り返し、物理学は発展し続けている。神の姿の変容という新しい切り口から、自然観・宇宙像の現在までの変遷をたどる、刺激的でわかりやすい物理学入門。
第1章 神の名による神の追放
[日販商品データベースより]第2章 神への挑戦―悪魔の反抗
第3章 神と悪魔の間―パラドックス
第4章 神のサイコロ遊び
第5章 神は賭博師
第6章 神は退場を!―人間原理の宇宙論
第7章 神は細部に宿りたもう
第8章 神は老獪にして悪意を持たず
「神」の概念は、物理学の発展にどのような影響を与えてきたのか。古典力学から量子論、相対性理論、カオス理論、現代宇宙論まで、物理学の主要なトピックを「神の姿の変容」という切り口から面白く解説する。