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[BOOKデータベースより]
第1部 会話教育の理論編(会話と会話能力;会話教育のための授業デザインと実践;会話能力の測定と評価;外国語教授法における会話能力評価法の位置付け;会話教育に活かせる教育工学の知見)
[日販商品データベースより]第2部 会話教育の基礎編(モデル会話の活用;状況設定をした語彙・文型の会話練習;ロールプレイ;インタビュー活動;会話による交流)
第3部 会話練習活動の多様なデザイン(コミュニケーションの基本的な機能に基づく会話練習活動のデザイン;会話のフロアーの種類に基づく会話練習活動のデザイン;談話技能を考慮に入れた会話練習活動のデザイン;会話練習活動のフィードバック方法)
第4部 会話教育の発展(音声の自律学習と教師の指導;ナラティブの教室活動;話し合いの教室活動;アニメ・映画・テレビ番組・演劇を活かした会話活動;問題解決型プロジェクトの教室活動;外国人介護人材への会話教育;オンラインで行う会話教育)
第5部 会話教育のための会話研究と実践(教師の自己研鑽のための「研究と実践の連携」)
"本書は、日本語教育・日本語学を学ぶ方や日本語教師に向けて、会話教育の理論から具体的な授業実践まで、最新の研究・実践を紹介した参考書です。
全5部からなり、まず第1部「理論編」では、会話能力や会話教育、評価法などについて紹介します。
続く第2部「基礎編」では、ロールプレイなどの基本練習や活動、第3部では、学習者の会話能力をバランス良く伸ばすために、様々な会話の形態を意識した練習活動を紹介します。
第4部では発展的な会話教育について紹介します。音声に焦点を当てた学習・指導、話し合い、アニメを扱った活動のほか、外国人介護人材に特化した会話教育やオンラインで行う会話教育についても取り上げています。
最後に第5部で、自己研鑽できる教師になるために重要な会話研究と実践について述べられています。
巻末には、本書で学んできたことの集大成として取り組むプロジェクトが3つ設けてあります。
各章を読む前・読んだ後にはタスクがあり、身近な経験と結び付けながら理論を踏まえた実践的な指導力を養うことができます。授業を行うためのヒントが詰め込まれた一冊です。
本書は『日本語教育叢書「つくる」会話教材を作る』(関正昭・土岐哲・平高史也(編), 尾ア明人・椿由紀子・中井陽子(著), 2010)の一部をもとに、最新の日本語教育の知見を加え、内容を大幅に改めてまとめなおしたものです。"