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京都・大山崎山荘 主の愛した蘭
青幻舎 加賀正太郎
点
交配させ、種をとり、10年近くの歳月をかけ咲かせた花を最高技術による木版画に留めた。自らが栽培した蘭の30年における記録である『蘭花譜』。つくりあげたのは大正から昭和にかけて関西で活躍した実業家の加賀正太郎(1888‐1954)です。加賀は美と自然を愛し、天王山の南麓にイギリスの建築様式を模した大山崎山荘を建て、若かりし頃に英国キュー王立植物園で蘭と出合い「終生のホビー」として情熱を注ぎました。蘭のコレクションは1万鉢にもおよび、‘オオヤマザキ’と冠された蘭も誕生しています。『蘭花譜』は、加賀監修のもと、原画を京都画壇の巨匠木島櫻谷門下の池田瑞月に依頼、そして当時から世界で高く評価されていた日本の優れた「新版画」の技術によって再現されたものです。本書は、久山敦(咲くやこの花館名誉館長)の学術協力のもと、学名、交配系統などを最新の情報に改定し、『蘭花譜』の植物学的優位性と美の世界をひも解くものです。
『蘭花譜』「蘭花譜・序」加賀正太郎とラン『蘭花譜』制作とその関連資料について『蘭花譜』と芸艸堂加賀正太郎と大山崎山荘、および蘭関連年譜『蘭花譜』に収録されているランの名称および交配系統
新版画の技の「粋」と企業数奇者の「贅」が結実した美ニッカウヰスキーの前進の創設に関与し関西の経済人として活躍、「美の館」として知られる大山崎山荘をつくった加賀正太郎。自然を愛し、美を愛した加賀が“生涯のホビー”として情熱を注いだのが蘭だった。昭和21年(1946)戦時下の混乱を危惧した加賀は、京都画壇の巨匠、木島櫻谷門下の日本画家・池田瑞月に原画を描かせ、一流の彫師、摺師を招聘し、当時から世界に高く評価されていた「新版画」の技術により『蘭花譜』を刊行。本書は、図版全104点を再現し、植物学的見地、版画の技術的見地、美術史的見地から、『蘭花譜』を通じて蘭と加賀正太郎の美の世界をひも解く。美術好き、植物好き、ボタニカルアート好きにお薦め。寄稿:久山敦(咲やこの花館名誉館長)福島克彦(大山崎歴史資料館館長)早光照子・井上孝一(芸艸堂)
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
交配させ、種をとり、10年近くの歳月をかけ咲かせた花を最高技術による木版画に留めた。自らが栽培した蘭の30年における記録である『蘭花譜』。つくりあげたのは大正から昭和にかけて関西で活躍した実業家の加賀正太郎(1888‐1954)です。加賀は美と自然を愛し、天王山の南麓にイギリスの建築様式を模した大山崎山荘を建て、若かりし頃に英国キュー王立植物園で蘭と出合い「終生のホビー」として情熱を注ぎました。蘭のコレクションは1万鉢にもおよび、‘オオヤマザキ’と冠された蘭も誕生しています。『蘭花譜』は、加賀監修のもと、原画を京都画壇の巨匠木島櫻谷門下の池田瑞月に依頼、そして当時から世界で高く評価されていた日本の優れた「新版画」の技術によって再現されたものです。本書は、久山敦(咲くやこの花館名誉館長)の学術協力のもと、学名、交配系統などを最新の情報に改定し、『蘭花譜』の植物学的優位性と美の世界をひも解くものです。
『蘭花譜』
[日販商品データベースより]「蘭花譜・序」
加賀正太郎とラン
『蘭花譜』制作とその関連資料について
『蘭花譜』と芸艸堂
加賀正太郎と大山崎山荘、および蘭関連年譜
『蘭花譜』に収録されているランの名称および交配系統
新版画の技の「粋」と企業数奇者の「贅」が結実した美
ニッカウヰスキーの前進の創設に関与し関西の経済人として活躍、「美の館」として知られる大山崎山荘をつくった加賀正太郎。自然を愛し、美を愛した加賀が“生涯のホビー”として情熱を注いだのが蘭だった。昭和21年(1946)戦時下の混乱を危惧した加賀は、京都画壇の巨匠、木島櫻谷門下の日本画家・池田瑞月に原画を描かせ、一流の彫師、摺師を招聘し、当時から世界に高く評価されていた「新版画」の技術により『蘭花譜』を刊行。本書は、図版全104点を再現し、植物学的見地、版画の技術的見地、美術史的見地から、『蘭花譜』を通じて蘭と加賀正太郎の美の世界をひも解く。
美術好き、植物好き、ボタニカルアート好きにお薦め。
寄稿:
久山敦(咲やこの花館名誉館長)
福島克彦(大山崎歴史資料館館長)
早光照子・井上孝一(芸艸堂)