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原発事故、ひとりひとりの記憶

3.11から今に続くこと
岩波ジュニア新書 981

岩波書店
吉田千亜 

価格
1,056円(本体960円+税)
発行年月
2024年02月
判型
新書
ISBN
9784005009817

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内容情報
[BOOKデータベースより]

2011年3月11日、地震、津波、そして原発事故が東北地方を襲った。あれから10年余が過ぎた。その間、福島と東京を往復し、人々の声に耳を傾け、寄り添い、取材を重ねてきた著者。あの日から今に続く日々を生きるひとりひとりの道のりを、時代や社会のありようと共に伝える。彼らの声が映し出すものとは何か…。

1章 原発から3kmの双葉町で―「もう帰れないな」と思った
2章 原発から60kmの郡山市で―母子避難を経て
3章 原発から40kmの相馬市で―避難をせず、裁判を闘う
4章 避難指示が出なかった地域で―地元を測り続ける
5章 原発から20km圏内で―原発のすぐ近くで活動を続けた人たち
6章 あの原発事故は防げたかもしれなかった
7章 原発事故と子どもたち
8章 甲状腺がんに罹患した子どもたち―「誰にも言えずに」「当事者の声を聞いて」
9章 区域外避難者たちの苦難―住宅供与の打ち切り
10章 原発事故の被害の枠組みを広げる

[日販商品データベースより]

2011年3月11日。地震、津波、そして原発事故。あれから10年余がたった。その間、福島と東京を往復し、人々の声に耳を傾け、寄り添い、取材を重ねてきた著者があの日から今に続く日々を生きる18人の道のりを、「私が見てきた」ことと共に伝える。それはあの原発事故が何だったかを、浮き彫りにすることでもある。

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