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[BOOKデータベースより]
英国最高峰の批評家の比類なき作品から編まれた、至高の1冊。自伝的作品「クラクフ」、キュビスムの革新的再解釈「キュビスムの瞬間」、批評家について問う「理想的な批評家と闘う批評家」ほかを収録。『見るということ』『イメージ』で知られるバージャーの「風景」の全体像をここに示す。
第1部 地図を描き直す(クラクフ;紙に絵を描く;あらゆる絵画や彫刻の基礎は素描である;フレデリック・アンタル―個人的賛辞;デンマークの労働者俳優への講話―観察術について(ベルトルト・ブレヒト文、アーニャ・ロストック&ジョン・バージャー訳) ほか)
第2部 大地(ルネサンスの明瞭;デルフトの眺望;ロマン主義のジレンマ;ヴィクトリア朝時代の意識;キュビスムの瞬間 ほか)
イギリスの誇る美術批評家の、思想の全体像を示す決定版。
「私はこの本を、『最も重要なことはまだ可能なのだ』という励ましだと捉えている。」レベッカ・ソルニット推奨
『見るということ』や『イメージ』で、美術批評において確固たる地位を確立し、
ソルニットやハンス・ウルリッヒ・オブリストにも影響を与えた、
英国が誇る希代の批評家の金字塔的批評集が登場。
初期から晩年までの作品を収録し、キュビスムを様式ではなく
ある特異な時空間ととらえる「キュビスムの瞬間」や
「もはや肖像画は存在しない」などの美術批評はもちろんのこと、
ベンヤミンやバルトについて語った文芸批評や追悼文まで幅広い作品からセレクト。
バージャーの幅広い批評の地平を見渡せる、決定版といえる一冊。
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