この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ラッセンとは何だったのか? 増補改訂版
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2024年02月発売】
- もっと知りたいカラヴァッジョ
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2009年12月発売】
- 愛のぬけがら LIKE A GHOST I LEAVE YOU
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2022年02月発売】
- Radical Classic
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2018年11月発売】
- 須田記念視覚の現場
-
価格:880円(本体800円+税)
【2019年07月発売】
[BOOKデータベースより]
その絵に秘められたものの正体とは、いったい何なのだろうか。1990年代の絵画ブームを牽引し、「アート」の代名詞として絶大な人気を誇ったラッセン。関係者にタブー視される一方で、日本美術史の「特異点」ともいえる存在の謎を気鋭のアーティストが解き明かす決定的評伝。
プロローグ―「やっぱり海は友だちだ」
[日販商品データベースより]1 「サーファー画家」の誕生(ハワイ―1950〜1980年代;日本(前編)―1990〜2000年代)
2 ラッセンの文化史(なぜ、イルカなのか?;なぜ、クジラなのか?;絵画―クールベからマリンアートまで;アクアリウム―美術館としての水族館)
3 日本社会とラッセン(日本(中編)―1990年代;日本(後編)―2000〜2010年代)
4 生活、戦争、災害(生活と戦争;ラハイナ―2010〜2020年代)
エピローグ―日本の自画像としてのラッセン
やっぱり海は友だちだ──。誰よりも海を愛し、海に愛された画家、クリスチャン・リース・ラッセン。90年代、日本で巻き起こった絵画ブームを牽引したラッセンの作品は、当時の日本人にとって「アート」の代名詞として、ピカソやゴッホと並ぶほどに大きな知名度を獲得した。
日本デビューから30年強、その受容のかたちを変えながら、一貫して日本に愛されてきたラッセンはその知名度に反して、彼の本質は意外なほどに知られていない。
「サーファー画家」というイメージの形成、イルカとクジラという題材、絵画とアクアリウムという方法、日本における受容のされ方……。彼の人生の歩みを辿りながら、作家としての本質、そしてラッセンを愛した日本とは何だったのかを解き明かす決定的評伝。