- 寺山修司 ぼくの青森ノオト
-
論創社
久慈きみ代
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2023年12月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784846023409
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[BOOKデータベースより]
これほど故郷を愛した人がいるだろうか?若い日の常軌を逸した文芸活動は、「青森県の家なき子」にならないために「魂の故郷」をさがし続けた姿であった。初期作品群を読み解き、寺山修司の中に流れる前衛の血の本質と故郷観をあぶり出した意欲作。中学卒業時から二十一歳頃まで、学校新聞や文芸同人誌の企画・編集活動の調査を試みる。単行本未収録作品・新資料を中心に収録。
第1章 姿をみせた文芸雑誌『黎明』『はまべ』と『咲耶姫』『〓蛾』について
[日販商品データベースより]第2章 同人詩誌「魚類の薔薇」「ガラスの髭」「明星」(単行本未収録)―シュウル・リアリズムの世界から詩劇への道
第3章 寺山修司「牧羊神」活動の概要
第4章 「牧羊神」にみる寺山俳句と俳句論―論と創作の二方面からの考察
第5章 俳句との別れ
終章 望郷の念
若い日の常軌を逸した文芸活動は、「青森県の家なき子」にならぬために魂の故郷をさがし続けた姿であった。中学卒業時から二十一歳頃まで、若き日の初期作品群を読み解き、寺山修司の中に流れる前衛の血の本質と故郷観をあぶり出した意欲作。