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- 河東碧梧桐ー表現の永続革命
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- 価格
- 1,815円(本体1,650円+税)
- 発行年月
- 2023年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784168131073
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[BOOKデータベースより]
正岡子規の後継者と目されながら、高浜虚子の陰に隠れ、歴史から抹殺された俳人・河東碧梧桐(1873‐1937)。「有季定型」の枠にとどまることなく俳句革新の運動を続け、さらには書にも数多くの傑作を残した、その巨大な足跡を掘り起こす画期的評伝。
第1章 俳句第二芸術論―赤い椿白い椿と落ちにけり
[日販商品データベースより]第2章 子規と碧梧桐―師を追うて霧晴るゝ大河渡らばや
第3章 三千里の旅へ―鳥渡る博物館の林かな
第4章 新傾向俳句の誕生―思はずもヒヨコ生れぬ冬薔薇
第5章 龍眠帖と龍眠会―鮎活けて朝見んを又た灯ともしぬ
第6章 碧梧桐と虚子―虚子といふ友ありけりや冬瓜汁
第7章 無中心論の展開―相撲乗せし便船のなど時化となり
第8章 登山家・碧梧桐―立山は手届く爪殺ぎの雪
第9章 『八年間』の麗姿―ローマの花ミモーザの花其花を手に
第10章 関東大震災の記録―松葉牡丹のむき出しな茎がよれて倒れて
第11章 新切字の探索―汐のよい船脚を瀬戸の〓は〓づれ
第12章 ルビ付俳句の意義―虎猫友猫なうて来る鼻声鼻黒が痩せて腰骨
第13章 碧梧桐死す―金襴帯かゝやくをあやに解きつ巻き巻き解きつ
上野千鶴子氏激賞! 「世界最短詩型である俳句は、日本語と格闘せずには表現たりえない。本書は『表現の革命』を論じて、真に革命的な日本語表現論だ」