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[BOOKデータベースより]
イエスを探すなら『聖書』のなかの言葉にだけでなく、眼前で生きる人のまなざしの奥にその姿を探さねばならない。日本人にとって、キリスト教とは?日常の営みに立脚しつつ、仏教思想や東西の哲学、思想を縦横に駆使してその問いに迫る。「キリスト教は日本人を救うか」を探究する名著。
第1部 日本人の心で読む聖書(ことばといのち;聖書を読むにあたって;イエスの生涯)
[日販商品データベースより]第2部 イエスの教え(イエスの神・アッバ(父よ);神の国・永遠の生命;キリストの生命体;悲愛(アガペー);幼子の心・無心;悲愛の突入)
《 日本精神史のシリーズ〈叡知の書棚〉第3弾 》
イエスを探すなら『聖書』のなかの言葉にだけでなく、眼前で生きる人のまなざしの奥にその姿を探さねばならない。
苦難を生きる人たちが生きる姿によって語る無音のコトバ、その光によってイエスの生涯を受容し直そうとすること、そこに井上洋治の神学の現場があった。
──若松英輔
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日本を代表するカトリック司祭にして作家・遠藤周作の盟友としても知られる井上洋治(1927-2014)の代表作。
イエスとその言葉をめぐる通説や常識に挑んだ井上神学の苦闘を記す本書は、刊行当時、異例の反響を呼んだ。
日常と思想、信仰を架橋し「キリスト教は日本人を救えるか?」を探究する日本精神史の必読書。