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- 近世武家政権成立史の研究
-
塙書房
藤田達生
- 価格
- 14,300円(本体13,000円+税)
- 発行年月
- 2023年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784827313437
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[BOOKデータベースより]
序章 環伊勢海政権の視点
[日販商品データベースより]補説 近世武家政権としての「安土幕府」
第1部 信長改革の構造(織豊系城郭論序説;付城戦の展開;「鞆幕府」論;常国寺所蔵の足利義昭関係史料・遺品;「公方」から「天下」へ―預治思想の萌芽;織田検地と所替・国替)
第2部 天正十年政変の背景(織田政権の淡路統一―政変前夜;芸土同盟関係史料の年次比定;天正十年政変論;六月十二日付明智光秀書状の発見;柴田勝家と天正十年政変―北国における織田体制;豊臣期の織田氏―信雄像の再検討)
終章 研究の成果と課題
信長がいかにして戦国大名を脱皮して地方政権を樹立することに成功したのか。長期にわたる将軍足利義昭との抗争のなかでいかなる国家構想を表明・実現しようとしたのか。そしてなぜ天正十年政変が発生し、織田家がどのようにして豊臣政権に組み込まれたのかを追究する。