- 「革新と発展」の開発経済学
-
東洋経済新報社
大塚啓二郎
- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2023年05月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784492315514
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[BOOKデータベースより]
アジア10カ国、アフリカ8カ国で40年以上にわたり綿密な現地調査を行い、徹底的な事例研究を積み上げて、ここに一つの「開発戦略」を作り上げた。大塚「開発」経済学の集大成。
貧困問題の解決を目指す開発経済学
[日販商品データベースより]第1部 農業の特性(農家規模と生産性;所有権・小作契約・生産性)
第2部 製造業の特性(産業集積の発展パターン;適正な技術と産業の選択:戦前期の日本の工業化から学ぶ)
第3部 技術移転と農業発展(アジアの緑の革命:稲作技術の国際移転;アフリカの緑の革命:アジアの稲作技術をアフリカに;契約栽培と高付加価値農業)
第4部 技術移転と工業化(産業集積の飛躍的発展:アジアの事例;産業集積の崩芽的発展:アフリカの事例;海外直接投資と開発途上国の経済発展)
第5部 結論(「革新と発展の経済学」を目指して)
著者は、アジアとアフリカの農業発展・工業発展について、常に現地に足を運び、フィールドワークを重ねながら、その理論化をはかってきた。本書は、開発経済学の分野における世界的第一人者である著者のこれまでの研究の成果がすべて詰まった「開発経済学」の集大成の本であり、貧困の根本的な解決に必要な、多くの人が従事できる「まともな仕事」を創出するには何が必要か、について、1つの「答え」を提示する。