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[BOOKデータベースより]
「数学」を仕事に使わないなんてもったいない!社会人になってからは加減乗除しか使っていないという人も多い。だが実は、売上予測やデータ分析など日々の業務でこそ数学は“武器”になるという。しかも、面倒な計算はPCやスマホのソフトに任せればいいので「文系」「アナログ脳」でも大丈夫―。医学部受験の数学教育に携わる傍ら、中小企業診断士として研修・コンサルティングも手掛ける著者が、“今日から使える”ノウハウをわかりやすく解説。
第1章 「割合」で目標を可視化する(「割合」を知らないと損をする?;「増加率」で成長の様子が見える ほか)
第2章 「相関」が見えれば未来がわかる(「散布図」で相関の強さを測る;「回帰分析」で販売数を予測する ほか)
第3章 「データ」を正しく読み解く(「平均」では見えないことを「ヒストグラム」で把握する;「分散・標準偏差」でバラつき度合いがわかる ほか)
第4章 直近のトレンドを読む(「回帰分析」を使って予測する;「移動平均」を使って予測する ほか)
第5章 日常に「統計学」を取り入れる(「幾何分布」を使って初めて成功するまでの確率を知る;「二項分布」を使って成功回数の分布を見る ほか)
「文系」「アナログ脳」でもよくわかる!
「数学」を仕事に使わないなんてもったいない!
「医学部受験数学講師」兼「中小企業診断士」の著者がとっておきのスキルを大公開。
本書には、こんな内容↓が書かれています。
◎「消費税還元10%OFF」は客がお得になる?
◎年間目標をもとに毎日の売上目標を「見える化」するには?
◎予想最高気温から「かき氷」の販売数を予測する方法
◎「社員の平均年収額」に惑わされてはいけない
◎電卓やスマホに頼らず暗算が速くなるコツ
◎定規やメジャーがなくても長さや面積がほぼわかる
◎部下の業績評価にも「数学的な視点」が役に立つ
◎店ごとの宣伝費・客数・売上高から何が読み解けるか?
◎全体的な傾向からずれた「外れ値」には大きなヒントがある
◎受験対策だけじゃない! 「偏差値」の意味と計算方法とは?
◎「移動平均線」で市場のトレンドを読み解く
◎商品の売り上げ予測は「期待値」から導き出せる
◎宝くじで「どのぐらいの賞金が当たるか」も「期待値」でわかる
◎人事評価には「重みづけ」で評価点が見えてくる
◎飛び込み営業でアポが取れる確率が計算できる etc.
AI(人工知能)が人間の仕事を奪う時代も予測される中、どう生き残るべきか――。
〈本書では、実際のビジネスに使われている数学、ビジネスの質をより高めるための数学を数多く紹介してきました。この中には、今は人間が操作しているものでも、今後AIなどに取って替わられていくものもあるでしょう。
ただ、ビジネスをする主体はあくまでも私たち人間です。AIはあくまで道具です。その道具について、使い方を単に知っているだけでなく、その成り立ちを知っておくことは……非常に価値のあるビジネススキルだと思うのです。〉――「おわりに」より
面倒な計算はソフトに任せて、人は「数学を使う」だけ。
「文系」「アナログ脳」でもよくわかります!
【編集担当からのおすすめ情報】
「数学を? 仕事に使う? 無理、無理、無理。自分に、ビジネス数学のことなんかわかるわけがない」――それが、本書の企画を初めて提案された時の、私自身の感想でした。
でも実は、日々の仕事の中でも、数学的な考え方を使っている場面が意外に多いのです。売り上げ予測や効率的な時間配分、業績・人事評価……今まで「ざっくり」とか「なんとなく」で判断していたことも、本書で紹介されている「数学」を使えば、かなり正確に把握できるようになります。
しかも、計算したり表示したりするのは、パソコンやスマホのソフトに丸投げすればいいので、とても便利で、「計算間違い」することもありません。
「数学を仕事に使わないなんてもったいない」――「はじめに」に書いてあるこの言葉が、本を読み終える頃には、十分納得できるようになっていました。
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