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- 暗闇にレンズ
-
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2023年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784488803087
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[BOOKデータベースより]
私たちが生きるこの世界では、映像技術はその誕生以来、兵器として戦争や弾圧に使われてきた。時代に翻弄され、映像の恐るべき力を知りながら、“一族”の女性たちはそれでも映像制作を生業とし続けた。そして今も、無数の監視カメラに取り囲まれたこの街で、親友と私は携帯端末をかざし、小さなレンズの中に世界を映し出している―撮ることの本質に鋭く迫る、芥川賞作家の傑作長編。
[日販商品データベースより]光に祈りを捧げるようにして、
それでも彼女たちは世界を撮り続けた。
芥川賞受賞作『首里の馬』に続く、著者渾身の傑作長編
私たちが生きるこの世界では、映像技術はその誕生以来、兵器として戦争や弾圧に使われてきた。時代に翻弄され、映像の恐るべき力を知りながら、私の先祖たちはそれでも映像制作を生業とし続けた。そして今も、数多の監視カメラが意思なき眼を光らせるこの街で、親友と私は携帯端末をかざし、小さなレンズで世界を切り取っている――撮ることの本質に鋭く迫る、芥川賞作家の傑作長編。第42回日本SF大賞候補作。