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データで読み解く、ほんとうの「これから」
平凡社 長澤光太郎
点
いま還暦である人たちは、20年後、30年後には、どのような生活をしているのでしょうか。この疑問が、本書の導きの糸です。「高齢化」については、すでにさまざまな分析や出版物があります。しかし、「健康寿命」などの用語についての誤解や、統計数値の読み間違いが混じっているものが多く、還暦を迎えた人たちに、無用の不安や諦念をいだかせてしまっているのが現状です。本書では、そうした誤解や勘違いを正し、先の疑問に答えを出しました。
第1部 還暦後を読み解く七つの視点(私たちは平均寿命でこの世を去るのか?;2人に1人はがんになるのか?;健康寿命を過ぎたら寝たきりの生活が待っているのか?;身体は衰える一方なのか?;身体の不調を抱えながら生きていくのか? ほか)第2部 「還暦後」への新たな視点(60歳からの30年を健康面から展望してみる;新しい世界への切替えができるか;90年の人生を30年で区分してみる;今後の30年間で気になるいくつかの事柄)
"日本人の平均寿命が男性81.47歳、女性87.57歳となり、「人生100年時代」という言葉が人口に膾炙している。人口的にみても、60歳以上の高齢者が4,263万人(令和4年推計)で、総人口に占める割合は約33.9%。実に3人に1人が還暦過ぎということになる。還暦後も長く生きる人がこれほど多数出現したのは最近のことであり、人類が初めて直面する社会とも言える。その一方で、還暦後の人生イメージについては各個人ばらばらという状態のままだ。寿命は延びるものの、健康面(2人に1人はがんになる、認知症リスク)、経済面(年金だけでは足りず、2000万円の貯蓄が必要)、生活面(高齢者運転手の事故、孤独死)での暗い予測が蔓延し、それがシニア世代の将来不安を煽っているのが現状といってもいい。しかし、還暦後の人生は、ほんとうに、そんなに不安に満ちたものなのだろうか?この疑問に、日本を代表するシンクタンク三菱総合研究所が取り組んだ。統計や資料の扱いについて第一人者の研究員たちが、現実の統計数値を新たに組み合わせて分析し、イメージではなく事実に基づいた還暦後の「ほんとう」を描き出した。そこで分かってきたことは、還暦後も半数以上の人が、病気や寝たきり、認知症と関係なく、それまでの人生とはあまり変わりなく健康に生活し、90歳を迎えることができるということだ。本書は、いわば、「還暦後のFACTFULLNESS」だ。還暦祝いのプレゼント本としてもおすすめの1冊。【目次】第一部 還暦後を読み解く七つの視点 疑問1 私たちは平均寿命でこの世を去るのか? 疑問2 2人に1人はがんになるのか? 疑問3 健康寿命を過ぎたら寝たきりの生活が待っているのか? 疑問4 身体は衰える一方なのか? 疑問5 身体の不調を抱えながら生きていくのか? 疑問6 5人に1人が認知症になるのか? 疑問7 知能がどんどん衰えてしまうのではないか? 第一部のまとめ 健康長寿の条件 長寿化の原因/これからの健康長寿の条件/90歳の同窓会にはクラスの半数が出席可能 COLUMN 平均寿命の算出方法第二部 「還暦後」への新たな視点 1 60歳からの30年を健康面から展望してみる 2 新しい世界への切替えができるか 3 90年の人生を30年で区分してみる 4 今後の30年間で気になるいくつかの事柄 つながり/時間(の使い方)/お金/住まい COLUMN 還暦世代がこれから目撃すること"
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
いま還暦である人たちは、20年後、30年後には、どのような生活をしているのでしょうか。この疑問が、本書の導きの糸です。「高齢化」については、すでにさまざまな分析や出版物があります。しかし、「健康寿命」などの用語についての誤解や、統計数値の読み間違いが混じっているものが多く、還暦を迎えた人たちに、無用の不安や諦念をいだかせてしまっているのが現状です。本書では、そうした誤解や勘違いを正し、先の疑問に答えを出しました。
第1部 還暦後を読み解く七つの視点(私たちは平均寿命でこの世を去るのか?;2人に1人はがんになるのか?;健康寿命を過ぎたら寝たきりの生活が待っているのか?;身体は衰える一方なのか?;身体の不調を抱えながら生きていくのか? ほか)
[日販商品データベースより]第2部 「還暦後」への新たな視点(60歳からの30年を健康面から展望してみる;新しい世界への切替えができるか;90年の人生を30年で区分してみる;今後の30年間で気になるいくつかの事柄)
"日本人の平均寿命が男性81.47歳、女性87.57歳となり、「人生100年時代」という言葉が人口に膾炙している。人口的にみても、60歳以上の高齢者が4,263万人(令和4年推計)で、総人口に占める割合は約33.9%。実に3人に1人が還暦過ぎということになる。還暦後も長く生きる人がこれほど多数出現したのは最近のことであり、人類が初めて直面する社会とも言える。
その一方で、還暦後の人生イメージについては各個人ばらばらという状態のままだ。寿命は延びるものの、健康面(2人に1人はがんになる、認知症リスク)、経済面(年金だけでは足りず、2000万円の貯蓄が必要)、生活面(高齢者運転手の事故、孤独死)での暗い予測が蔓延し、それがシニア世代の将来不安を煽っているのが現状といってもいい。
しかし、還暦後の人生は、ほんとうに、そんなに不安に満ちたものなのだろうか?
この疑問に、日本を代表するシンクタンク三菱総合研究所が取り組んだ。統計や資料の扱いについて第一人者の研究員たちが、現実の統計数値を新たに組み合わせて分析し、イメージではなく事実に基づいた還暦後の「ほんとう」を描き出した。そこで分かってきたことは、還暦後も半数以上の人が、病気や寝たきり、認知症と関係なく、それまでの人生とはあまり変わりなく健康に生活し、90歳を迎えることができるということだ。
本書は、いわば、「還暦後のFACTFULLNESS」だ。還暦祝いのプレゼント本としてもおすすめの1冊。
【目次】
第一部 還暦後を読み解く七つの視点
疑問1 私たちは平均寿命でこの世を去るのか?
疑問2 2人に1人はがんになるのか?
疑問3 健康寿命を過ぎたら寝たきりの生活が待っているのか?
疑問4 身体は衰える一方なのか?
疑問5 身体の不調を抱えながら生きていくのか?
疑問6 5人に1人が認知症になるのか?
疑問7 知能がどんどん衰えてしまうのではないか?
第一部のまとめ 健康長寿の条件
長寿化の原因/これからの健康長寿の条件/90歳の同窓会にはクラスの半数が出席可能
COLUMN 平均寿命の算出方法
第二部 「還暦後」への新たな視点
1 60歳からの30年を健康面から展望してみる
2 新しい世界への切替えができるか
3 90年の人生を30年で区分してみる
4 今後の30年間で気になるいくつかの事柄
つながり/時間(の使い方)/お金/住まい
COLUMN 還暦世代がこれから目撃すること
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