[BOOKデータベースより]
ある夏の日の出来事を、やさしく静かに描いた感動作。この絵本の主人公は黒白猫のちびた。毎日ごろごろ、おだやかな日々を送っています。そんなある日のこと、仲間の猫が「きょうは、1年に1度のおうちに帰る日だよ」と、言い出しました。わけがわからず、渡された三角の布を頭につけると、ちびたは思い出します。自分はあかりちゃんのうちの猫で、家族とかけがえのない時間をすごし、年老いて死を迎えたことを―。
[日販商品データベースより]「あかりちゃーん、ただいま」。大好きな人との再会を描いた涙の感動作
この絵本の主人公は黒白猫のちびた。毎日ゴロゴロ、おだやかな日々を送っています。そんなある日のこと、仲間の猫が「きょうは、年に一度のおうちに帰る日だよ」と、言い出しました。わけがわからず渡された三角の布を頭につけると、ちびたは思い出します。自分はあかりちゃんのうちの猫で、彼女たちとかけがえのない時間をすごし、年老いたある日、死を迎えたことを──。
大切なものとの別れは、だれにとってもつらく悲しいものですが、本書のなかではその先に訪れる穏やかで静かな時間を描いています。現在、学校現場でも重要視されている「デス・エデュケーション(死をとおしてよりよく生きることを考える教育)」にも最適な一冊です。
今まで、迎え火で帰ってくるのは人間だけだと思っていました。
動物も、帰ってくるのですね。
お子さんによっては、ペットとの永久の別れを経験した子もいるでしょう。
そのペットのことが忘れられず、今もなお悲しんでいる子もいることでしょう。
その子たちにとって、この絵本は慰めとなるかもしれませんね。(めむたんさん 40代・広島県 男の子20歳)
【情報提供・絵本ナビ】