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- 〈個〉の誕生
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キリスト教教理をつくった人びと
岩波現代文庫 学術460
- 価格
- 1,782円(本体1,620円+税)
- 発行年月
- 2023年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784006004606
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[BOOKデータベースより]
イエスの隣人愛の教えは、彼の死後ギリシア・ローマの哲学言語によって体系化教義化されていく。その過程で生じた、神と人、普遍と個の関係をめぐる論争のなかから、個の個的存在性を指し示す概念を中心とする新たな存在論が現れた。個の「かけがえのなさ」「尊厳」へと連なる、この存在論が古代末期から中世初期に東地中海世界の激動のなかで形成された次第を、哲学・宗教・歴史を横断し伸びやかな筆致で描き出す。
序章 カテゴリー
[日販商品データベースより]第1章 いくつかの日付
第2章 ヒュポスタシスとペルソナ
第3章 カルケドン公会議―ヨーロッパ思想の大いなる転換点
第4章 キリスト教的な存在概念の成熟
第5章 個の概念・個の思想
イエスの隣人愛の思想がその死後ギリシア・ローマの哲学的言語によって教義化されていく過程で、新たな存在論が作り出された。個の個的存在性(かけがえのなさ)を指し示す概念を中心とするこの存在論が古代末期から中世初期に東地中海世界の激動のうちで形成された次第を、哲学・宗教・歴史を横断し伸びやかな筆致で描き出す。(解説=山本芳久)