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人文書院 イマーヌエル・カント 御子柴善之
点
一見では納得しがたい命題と、印象的なフレーズ、数々の具体例で読む者を魅了する、いまなお倫理学の最重要書にして、カントによるカント入門。最新の研究を織り込み、未来の読解へと開かれた訳語を採用した、精緻な新訳がここに誕生。丁寧な訳注、詳細な索引を付す。関連する重要文書「啓蒙とは何か」も収録。
第1章 ふつうの道徳的理性認識から哲学的な道徳的理性認識への移行第2章 通俗的な道徳哲学から道徳の形而上学への移行(道徳性の最上原理としての意志の自律;道徳性の真正ならざる一切の原理の源泉としての意志の他律;他律が根本概念であると想定することに基づいて可能になる、道徳性のすべての諸原理の区分)第3章 道徳の形而上学から純粋実践理性の批判への移行(自由の概念が意志の自律を解明するための鍵である;自由がすべての理性的存在のもっている意志の特性として前提されねばならない;道徳性の諸理念に結びついている関心について;なんらかの定言的命法がどのようにして可能なのか;すべての実践的哲学の極限的な限界について)
「あたかも君の行為の格率が君の意志によって普遍的自然法則になるべきであるかのような、そのような行為をせよ。」経験によらない純粋な倫理はいかにして可能か 一見では納得しがたい命題と、印象的なフレーズ、数々の具体例で読む者を魅了する、いまなお倫理学の最重要書にして、カントによるカント入門。最新の研究を織り込み、未来の読解へと開かれた訳語を採用した、精緻な新訳がここに誕生。丁寧な訳注、詳細な索引を付す。関連する重要文書「啓蒙とは何か」も収録。 「『基礎づけ』の研究書は英語圏でもドイツ語圏でも、近年、たいへん多く刊行されている。これは、同書の理解はすでに定まっているという見方を打ち崩す現象である。もちろん、『基礎づけ』は倫理学の古典であるから、何度でも反復して読み返されるべきものである。しかし、それはこのように新しい研究書を陸続と産み出す理由としては不十分である。やはり、現代においてなお、同書になにか分かり切っていない点があると考えられているからではないだろうか。」(本書より)○目次序文第一章 ふつうの道徳的理性認識から哲学的な道徳的理性認識への移行 第二章 通俗的な道徳哲学から道徳の形而上学への移行 道徳性の最上原理としての意志の自律 道徳性の真正ならざる一切の原理の源泉としての意志の他律 他律が根本概念であると想定することに基づいて可能になる、道徳性のすべての諸原理の区分 第三章 道徳の形而上学から純粋実践理性の批判への移行 自由の概念が意志の自律を解明するための鍵である 自由がすべての理性的存在のもっている意志の特性として前提されねばならない 道徳性の諸理念に結びついている関心について なんらかの定言的命法がどのようにして可能なのか すべての実践的哲学の極限的な限界について 結びの注付録 啓蒙とはなにか 解説 訳者あとがき 索引
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
一見では納得しがたい命題と、印象的なフレーズ、数々の具体例で読む者を魅了する、いまなお倫理学の最重要書にして、カントによるカント入門。最新の研究を織り込み、未来の読解へと開かれた訳語を採用した、精緻な新訳がここに誕生。丁寧な訳注、詳細な索引を付す。関連する重要文書「啓蒙とは何か」も収録。
第1章 ふつうの道徳的理性認識から哲学的な道徳的理性認識への移行
[日販商品データベースより]第2章 通俗的な道徳哲学から道徳の形而上学への移行(道徳性の最上原理としての意志の自律;道徳性の真正ならざる一切の原理の源泉としての意志の他律;他律が根本概念であると想定することに基づいて可能になる、道徳性のすべての諸原理の区分)
第3章 道徳の形而上学から純粋実践理性の批判への移行(自由の概念が意志の自律を解明するための鍵である;自由がすべての理性的存在のもっている意志の特性として前提されねばならない;道徳性の諸理念に結びついている関心について;なんらかの定言的命法がどのようにして可能なのか;すべての実践的哲学の極限的な限界について)
「あたかも君の行為の格率が君の意志によって普遍的自然法則になるべきであるかのような、そのような行為をせよ。」
経験によらない純粋な倫理はいかにして可能か
一見では納得しがたい命題と、印象的なフレーズ、数々の具体例で読む者を魅了する、いまなお倫理学の最重要書にして、カントによるカント入門。最新の研究を織り込み、未来の読解へと開かれた訳語を採用した、精緻な新訳がここに誕生。丁寧な訳注、詳細な索引を付す。関連する重要文書「啓蒙とは何か」も収録。
「『基礎づけ』の研究書は英語圏でもドイツ語圏でも、近年、たいへん多く刊行されている。これは、同書の理解はすでに定まっているという見方を打ち崩す現象である。もちろん、『基礎づけ』は倫理学の古典であるから、何度でも反復して読み返されるべきものである。しかし、それはこのように新しい研究書を陸続と産み出す理由としては不十分である。やはり、現代においてなお、同書になにか分かり切っていない点があると考えられているからではないだろうか。」(本書より)
○目次
序文
第一章 ふつうの道徳的理性認識から哲学的な道徳的理性認識への移行
第二章 通俗的な道徳哲学から道徳の形而上学への移行
道徳性の最上原理としての意志の自律
道徳性の真正ならざる一切の原理の源泉としての意志の他律
他律が根本概念であると想定することに基づいて可能になる、道徳性のすべての諸原理の区分
第三章 道徳の形而上学から純粋実践理性の批判への移行
自由の概念が意志の自律を解明するための鍵である
自由がすべての理性的存在のもっている意志の特性として前提されねばならない
道徳性の諸理念に結びついている関心について
なんらかの定言的命法がどのようにして可能なのか
すべての実践的哲学の極限的な限界について
結びの注
付録 啓蒙とはなにか
解説
訳者あとがき
索引