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[BOOKデータベースより]
レコード会社の社員としてデビュー前からRADWIMPSと共に歩んできた著者は、「RADWIMPS 4―おかずのごはん」でバンドが“大人の知らない社会現象”と呼ばれるほどの成功を収めてもこう思っていた。「次のアルバムが最後になるかもしれない」それほどまでに彼らは作品ごとに全てを出し切り、その先が想像もつかない次元へと辿り着いてきたからだ。二〇一一年の東日本大震災を境により旺盛な制作意欲を発揮し、次々と革新的な表現をものにしていく野田洋次郎。一方ドラム山口智史の持病悪化により、バンドはついにこれまでとは決定的に違う形となろうとしていた。時代に選ばれたバンドの壮絶な軌跡を描いた、公式ノンフィクション第二弾。未公開写真収録。喪失と別離、そして新たな出会い。通りすぎた全ての季節が、彼らを少しずつ開かせた。
リスタート
とてつもない設計図
極みへ
たった一人のアルバム
「絶体絶命」発進
板挟みと折衷案
NHKサッカーテーマソング
打ち上げ
三月十一日
「糸色‐Itoshiki‐」立ち上げ〔ほか〕
大人気ロックバンド公式ノンフィクション
メジャーデビューから瞬く間に「大人の知らない社会現象」と呼ばれるほどの大ヒットを記録し、カリスマ的人気を獲得したRADWIMPS。
ボーカル野田洋次郎の圧倒的な才能と「すごいバンドになりたい」という強い思いはバンド内に亀裂を生じさせ、メンバーの脱退騒動なども勃発。四人は関係性を更新しながら傑作を生み出していった。
RADWIMPSというバンドは、ひと時も同じ場所にいることを許されないのだ。
東日本大震災、ドラマー山口智史の無期限の活動休止という大きな喪失を経験するとともに、洋次郎のソロプロジェクト、俳優デビュー、企業との大型タイアップ、そしてメンバーの結婚などの新たな出来事によって、密室に閉じこもるように音楽を作り続けていたバンドは、少しずつ社会性を獲得していく。
そこで待っていたのが新海誠監督との出会い。
映画『君の名は。』の音楽を担当し、主題歌「前前前世」が真の社会現象となるのと機を同じくして、バンドは、メンバーは、大きく鮮やかに“開花”するのだった。
本書は一つのロックバンドを巡る知られざるストーリーでありながら、人間が他者との出会いや衝突、別離を繰り返すことで、苦悩にまみれながらも成熟していく様を描いた普遍的な物語である。
【編集担当からのおすすめ情報】
RADWIMPSは2022年11月11日公開の新海誠監督最新作『すずめの戸締り』でも音楽を担当。『君の名は。』『天気の子』の前二作と同様、映画とともに主題歌の大ヒットが期待され、バンドへの注目度も高まることが予想される。本書はバンドが新海誠監督と初めて出会い、国民的ヒットを生むに至った知られざるエピソードをクライマックスとしたドラマでもある。
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