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[BOOKデータベースより]
稀代の傑作『進撃の巨人』は人類に何を問いかけるのか。新たな視座をもたらす本格評論集。
『進撃の巨人』は物語ではなく神話である(宮台真司)
[日販商品データベースより]高度に発達した厨二病はドストエフスキーと区別が付かない(斎藤環)
ヒューマニズムの外へ(藤本由香里)
笑う巨人はなぜ怖い(島田一志)
巨人に対して抱くアンビバレントな感情の正体(成馬零一)
最もファンタスティックなのは何か(鈴木涼美)
水晶の官能、貝殻の記憶(後藤護)
立体機動装置というハッタリと近代兵器というリアル(しげる)
特別付録 渡邉大輔×杉本穂高×倉田雅弘『進撃の巨人』座談会
稀代の傑作『進撃の巨人』は人類に何を問いかけるのか? 8人の論者が独自の視点から徹底読解。社会学者の宮台真司、精神科医の斎藤環、漫画研究家の藤本由香里、漫画編集者の島田一志、ドラマ評論家の成馬零一、社会学者の鈴木涼美、暗黒批評家の後藤護、ライターのしげる、それぞれ異なる角度から『進撃の巨人』の魅力を立体的に描き出した本格的漫画評論集。巻末には批評家の渡邉大輔、映画ライターの杉本穂高、漫画ライターの倉田雅弘による最終回直前の鼎談も掲載。