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[BOOKデータベースより]
中国経済は世界第2位とされているが、その真偽も精査されなければならない。なぜなら中国政府の公表には「ごまかし」しかないからだ。生きる「屍」と化す習王朝の腐臭が世界経済を覆う中、日本経済はどうなるのか―。
PROLOGUE 中国の絶望
[日販商品データベースより]第1章 分断と混沌が絡み合う大転換の世界情勢
第2章 日本と台湾、先に殺やれるのはどっちだ
第3章 アフガン「テロリズム戦争」で大火傷する中国
第4章 「共同富裕」という“第二の文革”が中国を襲う
第5章 不動産バブル破裂、中国経済はすでに死んでいる
第6章 「米中マネー戦争」が世界を破滅させる日
第7章 戦争前夜、生き残る国はどこだ
EPILOGUE 歴史の教訓
2022年2月20日に北京五輪が閉幕した。
この国際イベントによってますます見えにくくなっているのが、中国の国力を支える中国経済のリアルだ。
そこで本書は、以下の7つのトピックから、中国経済の実像に迫る。
1.国内経済を牽引してきた中国国内の不動産バブルがとうに崩壊している
2.「恒大集団」を代表とする不動産ローン問題のゆくえ
3.バブル崩壊の影響の範囲
4.異様な人民元高による輸出競争力の劇的な低下
5.起死回生を狙うグリーンビジネスの正体
6.急速に普及したかのように報じられているEVのリアル
7.第二の文革と言われる「共同富裕」の失敗と中国の国内政治
2022年に中国は経済バブルがはじけることは確実だ。
負債を押しつけられた人民の暴発を、国外問題に転化するリスクはますます高くなる。
問題は国際社会への影響だ。
すでに経済安全保障面では日米豪印による戦略的枠組みQUAD(クアッド)が、防衛安全保障面では豪英米による軍事同盟「AUKUS」によって対中包囲網が構築されつつある。
忘れてはならないのは、中国と蜜月の関係となっているロシアの動きだ。
アメリカがインド太平洋へと軍をシフトする間隙を突いて、ロシアのプーチン大統領はウクライナへの侵攻を模索。
2022年2月21日にはロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の2つの武装勢力を一方的に独立国家として承認し、軍事支援の名目で同地にロシア軍を派遣している。
本書は多角的な観点から現状の裏側を観察し、近未来を予測するものである。
(目次)
プロローグ 中国の絶望
第1章 分断と混沌が絡み合う大転換の世界情勢
第2章 日本と台湾、先に殺(や)られるのはどっちだ
第3章 アフガン「テロリズム戦争」で大火傷する中国
第4章 「共同富裕」という第二の文革≠ェ中国を襲う
第5章 不動産バブル破裂、中国経済はすでに死んでいる
第6章 「米中マネー戦争」が世界を破滅させる日
第7章 戦争前夜、生き残る国はどこだ
エピローグ 歴史の教訓