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- 図説ダイヤモンドの文化史
-
伝説、通貨、象徴、犯罪まで
- 価格
- 3,850円(本体3,500円+税)
- 発行年月
- 2022年01月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784562071401
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伝説、通貨、象徴、犯罪まで
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価格:3,850円(本体3,500円+税)
【2022年09月発売】
[BOOKデータベースより]
ダイヤモンドの格別な美しさを手に入れようと、古代より欲望に駆られた人々は貴石の眠る大蛇だらけの谷を旅し、天文学的な金を動かし、戦争で血を流してきた。なぜそれほどまでに、人は「永遠不滅」の石を求めるのか?本書では、古代・中世のダイヤモンドにまつわる伝説にも眼を向け、デビアス社が「ダイヤモンドは永遠の輝き」と謳うはるか古来より、人々が宗教、哲学、芸術において「叡智と不変性」のシンボルとして利用してきたことを、美術史家ならではの視点で解き明かす。そして、人種隔離政策や“紛争ダイヤモンド”といった負の歴史、世界的に有名な“コー・イ・ヌール”やマリー・アントワネットの首飾り事件、ナオミ・キャンベルを巻き込んだ「血のダイヤ」事件といった、ダイヤとは切っても切れない犯罪事例についても触れることで、人とダイヤモンドとの深い歴史を広く本質的にとらえていく。
1章 ダイヤモンドと帝国(インド;ブラジル ほか)
[日販商品データベースより]2章 ダイヤモンドビジネス(カッティングと研磨;一七世紀から一八世紀にかけての国際取引 ほか)
3章 ダイヤモンドの形状・模様・象徴(もともとの「ダイヤ」の形;ヨーロッパの建築と装飾 ほか)
4章 ダイヤモンドは女の子の親友―贅沢品であり必需品でもあるダイヤモンド(ダイヤモンドを手に入れる女性;ダイヤモンドと贅沢 ほか)
5章 ダイヤモンドと犯罪(近世におけるオールド・ベイリーの判例;近世のダイヤモンド強奪 ほか)
ダイヤモンドは単なる宝飾品か? 人はなぜ「永遠不滅」を求めたのか? ダイヤモンド産業の闇から、芸術や宗教、哲学における象徴としてのダイヤまで、美術史家ならではの視点を加え、100点超の図版とともに明らかにする。