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[BOOKデータベースより]
有史以来、そして、永遠の謎。人生の謎を、丸裸にすべく挑んでいたら、おのれが丸裸になっていた…。松尾スズキ、渾身のエッセイ。
正解の挫折
[日販商品データベースより]ほしたらな
穴からいでて…
生きる、という騒音について
親切の沼
東京行方不明失敗
三十年
親不孝は火にくべられて
店を潰す
裸の王様
寂しさばかり学んで
「これまで」と「これから」
海と悲喜劇
生きちゃってどうすんだ〔ほか〕
悲劇と喜劇はいつも表裏一体だ。
寂しさが頂点に達したとき、私は、
マンションの前を通る
電車に手をふったりする。
歳を追うごとに私の親切には
コクが出てきている、はずだ。
私は、親友というものをもてない。
母と海を介して
いまだにつながっているのだ。
心の中の感傷のドアを閉じる技だけ
歳をとるほどうまくなる。
わかっているのは、まだまだ
途中なのだということだけなのだ。
有史以来、そして、永遠の謎。
人生の謎を、丸裸にすべく挑んでいたら、
おのれが丸裸になっていた…。
松尾スズキ、渾身のエッセイ。