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- アジア太平洋戦争と収容所
-
重慶政権下の被収容者の証言と国際救済機関の記録から
アジア環太平洋研究叢書 第4巻
- 価格
- 3,850円(本体3,500円+税)
- 発行年月
- 2021年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784877913083
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[BOOKデータベースより]
20世紀のアジア太平洋戦争と収容所をテーマとする。戦時下中国奥地に成立した重慶政権による捕虜政策の推進者、日本人、ドイツ人、イタリア人を含む被収容者、国際救済機関の動向を検証し、人間の命と尊厳を21世紀の今日考究する。
序論 対象と視角/意義と方法/基礎資料
第1部 戦時中国における日本人捕虜(日中戦争前期における日本人捕虜収容所の概況(1937‐1941);アジア太平洋戦争勃発による日本人捕虜の境遇の変化(1941‐1944))
第2部 国際的な救済活動:YMCA国際戦俘福利会(WPA)と赤十字国際委員会(ICRC)(中央アジアを超えたヨーロッパ系被収容者の証言(1937‐1941);ベンツによるWPAの救済事業記録1(1943);ベンツによるWPAの救済事業記録2(1944) ほか)
第3部 アジア太平洋戦争後の捕虜たちの処遇(「終戦」直前の捕虜たちの姿(1945);「終戦」直後の状況の変化(1945‐1947))
結論 本書の成果と課題