この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- キェルケゴール
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2024年01月発売】
- 心の唯物論
-
価格:6,160円(本体5,600円+税)
【1996年08月発売】
- カント研究 新装第二版
-
価格:4,620円(本体4,200円+税)
【2020年02月発売】
- カント研究の締めくくり 増補
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2016年05月発売】
- フリードリヒ・シラー 自由の美学
-
価格:6,600円(本体6,000円+税)
【2024年04月発売】
[BOOKデータベースより]
間主観性の現象学への新たなアプローチ
[日販商品データベースより]1 フッサールの他者論と倫理学の断絶の原因(『論理学研究』第一版における「独白」概念;『論理学研究』の書き換え以前の倫理学の構想;『論理学研究』の書き換え以前の他者論の構想)
2 フッサールの他者論の展開とその到達点(『論理学研究』の書き換え計画における「伝達」概念;他者経験の理論の展開;他者経験の理論の到達点)
フッサールの他者論と倫理学を架橋する
草稿などの分析を通じて従来周縁的と見られてきた「伝達」概念に着目し、フッサールの他者論の全体像を再構成。倫理学へと架橋する。
フッサールの他者論と倫理学には一見断絶があるように見えるが、それは『論理学研究』において、「伝達」が考察の枠外に置かれたことに端を発する。本書では草稿の分析から、『論研』の改版計画を境として「伝達」概念が重視されるようになったことを析出。両者の断絶の原因を探り、他者論をつきつめることでそれを埋める方途を探る。