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[日販商品データベースより]
不安な世の中を生きる子どもたちへ。
自分の力ではどうしようもないことが起こったとき、むかしの人たちは、おまじないを唱えて乗りこえてきました。おくびょうで、こわがりは、あたりまえ!ずっとむかしから、だれでもどきどきしたり、こわくなったりしたからこそ、このようなおまじないが伝えられてきたのです。
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雷がゴロゴロ鳴っている。地震がきてぐらぐら揺れている。風がびゅうびゅう吹いてきて……。ああ、どうしよう。自分たちの力ではどうにもならないことが起きた時。とっても怖いし、とっても不安。私は臆病だから。でもね、あなただけじゃないよ。大人だって不安だし、昔の人だってずっと怖いと思ってきた。あたりまえだよね。だからこそ、こんなおまじないが伝わっているんだって。「くわばら くわばら」「まじゃらく まじゃらく」「とーしー とーしー」なんだか不思議な言葉。どんな意味があるんだろう。じゃあ、今みたいに病気になるのが怖かったり、説明できないけど嫌な事があったときには、どんなおまじないがあるの……?表面上はわからなかったとしても、子どもたちをじわじわと苦しめるのは「不安な心」、そして「臆病で怖がりな心」。これを克服するのは難しい。だって、驚くことに大人になってもその心はなくならないのですから。この絵本の作者中脇初枝さんも、絵を描かれているあずみ虫さんもそう。そんなお二人が子どもたちの心に寄り添い、はげましてくれる絵本をつくってくれました。心が落ち着くおまじない。「つるかめ つるかめ」繰り返し声に出して読んでおけば、いつか助けになってくれる日があるかもしれない。勇気をもらえるかもしれない。そんな願いをこめて読んでくださいね。巻末にはおまじないの意味や由来も収められていますよ。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
2020年に発行された絵本です。自分たちの力だけではどうにもできない疫病と共存する子どもたちに向けたエールのように感じました。あとがきにもあるように、おまじないの力は、自分を励まし勇気をもらい心の助けにもなりますね。
娘たちも怖がりなのでそういう人たちがたくさんいるってことを感じて少しほっとしていました。(ouchijikanさん 40代・東京都 女の子12歳、女の子7歳)
【情報提供・絵本ナビ】