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[BOOKデータベースより]
デビューのこと、音楽のこと、西武球場のこと…秘蔵写真・ポスターなど、無数の「瞬間の輝き」を集め、「自分の革命」を続けるヴォーカリスト・渡辺美里の35年の星座を描く。
第1章 幼年期の終わり たおやかに、しなやかに、すこやかに(デビュー前夜―歌謡曲ではない音楽を求めて;表参道で確保される!?;『My Revolution』どこにもなかった四位一体の曲)
[日販商品データベースより]第2章 美しい季節―スタジアムアーティストとして(みんなここから羽ばたいていった;いかにして西武球場ライブは始まったのか;エッセイ集『ロックのハート』―文章を書くことはココロをハダカにすること;旅と音楽)
第3章 ロックについて私が知っている2、3の事柄(私にとってロックは「腑に落ちること」;何が私をカバーに向かわせたか)
第4章 harvest‐収穫の時‐(またここから始まる―ゼロ年代以降のコラボレーション;私を支えてくれたアーティストたち)
第5章 どこかにある「ぼくの中のロックンロール」(花盛りの時代に、種を植え続けてきた;心が折れても、新しい芽を出すために)
『My Revolution』『悲しいね』『サマータイム ブルース』『恋したっていいじゃない』など、
1985年のデビューからヒットを飛ばし続け、時代を築いた渡辺美里。登場時から華やかで輝かしいものだったが、それはいくつもの「出会い」や「孤独」を乗り越えてきたからこその輝きだった。
「一瞬の輝きに過ぎない」と彼女は言う。
しかし、彼女の35年間のキャリアは、そうした「一瞬の輝き」で満ちている。
本書はそうした無数の「瞬間の輝き」を集め、それらに意味付けし、改めて位置付け、渡辺美里の「星座」を描いている。
では、どんな星座なのか
渡辺美里には「革命」という言葉がふさわしい。
日本のポップミュージックの革命、女性ソロアーティストとしての革命。
スタジアムアーティスト・アルバムアーティストとしての革命。
しかし、音楽の世界で様々な革命を起こして渡辺美里にとってはそうしたラベリングよりも、彼女が「自分の革命」を続けてきたということが重要である。
デビューのこと、歌詞のこと、音楽のこと、さまざまなアーティストのこと、旅のこと、西武球場ライブのこと、雑誌連載のこと・・・
その他、秘蔵写真・ポスターなどで無数の「瞬間の輝き」を集め、「自分の革命」を続けるヴォーカリスト・渡辺美里の35年の星座とこれからを描く。