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価格:5,500円(本体5,000円+税)
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[BOOKデータベースより]
「ここで二つの問いが問われる。どのようなふうにして、われわれの文化は、病に逸脱の意味を与え、排除されるべきものとしての地位を、病人に与えるようになったのであろうか。それにもかかわらず、社会が自らの姿をそこにみとめようとしない病のかたちの中に、じつは社会がかえって自らを表現しているというのは、どういういきさつによるのであろうか。」その後の理論展開を準備した、フーコーの最初の著書。第一部「病の心理学的次元」では、精神病理学を形成してきた三つのアプローチを紹介しながら、その基盤に対して認識論的批判を行う。さらに、第二部「狂気と文化」では、狂気をその文化自体のポジティヴな表現と説き、ヨーロッパの歴史をたどり、その研究の新たな方法を論じる。「哲学入門」というシリーズの一つとして刊行された、最良のフーコーへの入門書。
精神の医学と身体の医学
[日販商品データベースより]第1部 病の心理学的次元(病と進化発達;病と個人の生活史;病と実存)
第2部 狂気と文化(精神疾患の歴史的形成;総体的構造としての狂気)
結論
本書はジャン・ラクロワ監修の哲学入門のシリーズの一冊として刊行されたフーコーの処女作である。「精神の病理と身体の病理とは本質的に異なった次元のものではないか?」という根本的な問いが最初に投げかけられ、現代の心理学・精神医学の業績を精細にたどりつつ、鋭い批判と独創的な人間考察を展開している。ことに第二部の「狂気と文化」においては、「狂気は、その文化自体のポジティヴな表現である」とする論理を生きいきと叙述し裏づけてゆく。構造主義的思考の芽生えを知る最良のフーコー入門。