サムのこと猿に会う

小学館文庫　に１７ー９

小学館
西加奈子　

• 価格: 539円（本体490円＋税）
• 発行年月: 2020年03月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784094067552

内容情報

[BOOKデータベースより]

そぼ降る雨のなか、様々なことが定まらない二十代男女５人が、突然の死を迎えた仲間の通夜に向かうところから始まる『サムのこと』。二十代半ばの、少し端っこを生きている仲良し女子３人組が温泉旅行で、「あるもの」に辿り着くまでを描いた『猿に会う』。小説家志望の野球部の友人と、なぜか太宰治の生家を訪ねることになった高校生男子が、そのまま足を伸ばした竜飛岬で、静かに佇む女性に出会う『泣く女』。人生の踊り場のようなふとした隙間に訪れる、「何かが動く」瞬間を捉えた初期３作を新たに編んだ短編集。

[日販商品データベースより]

西加奈子初期名短編を乃木坂46でドラマ化

午後から雨になった。東海道五十三次の絵なんかに出てきそうな、斜めに降る、細い細い雨だ--そんな書き出しから始まるそぼふる雨のなか。様々なことが定まらない、二十代男女5人が、突然の死を迎えた仲間の通夜に向かう「サムのこと」。
二十代半ばの、少し端っこを生きている仲良し女子3人組が温泉旅行で、「あるもの」にたどり着くまでを描いた「猿に会う」。
小説家志望の野球部の友人と、なぜか太宰治の生家を訪ねることになった高校生男子が、そのまま足を伸ばした竜飛岬で、静かに佇む女性に出会う「泣く女」。
人生の踊り場のようなふとした隙間に訪れる、「何かが動く」ような瞬間を捉えた初期3作を新たに編んだ短編集。

【編集担当からのおすすめ情報】
「サムのこと」「猿に会う」を、乃木坂46の4期生総出演による連続ドラマ化！
dTVにて今春配信予定
（「サムのこと」3月20日〜、「猿に会う」4月予定／1話約20分×各4話）