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[BOOKデータベースより]
他者のことを「わかる」とは、どのようなことか。わからなさこそが、他者の豊かさであり、人間の豊かさである。差異を含めて受け止めようとする人類学的感性の共有のために気鋭フィールドワーカーによるエッセイ21編+ショートエッセイ2編。大好評『ラウンド・アバウト』から一歩踏み込んだ続編。
第1部 集まる―国家・アート・アイデンティティ(見える境界・見えない境界(ブラジル)―食と身体感覚からみるエスニシティ;難民として生きる(インド・ネパール)―国籍との抜き差しならぬ関係;社会を反映しない歌(台湾)―ある女性と歌と周辺性について;未来を照射する過去(ジャマイカ・日本)―ドレッド・ロックスと縄文タトゥー)
第2部 暮らす―環境・災害・時間(エコ暮らしのスワヒリ農村(タンザニア)―ボンディのココヤシの葉利用;自然災害とともに生きる(ソロモン諸島)―ソロモン諸島村落部の暮らしから考える日常性;季節がかわるとき(ミクロネシア)―初物献上のゆくえをめぐって)
第3部 伝える―教育・歴史・記録(子にかける夢と迷い(ブルキナファソ)―「教育」を再考する;記述された歴史を語り伝える(エチオピア)―外国人による歴史叙述の活用;文書のなかの固有名(ブルキナファソ・フランス)―インデックスとしての人格と地格;集合的人格における融即と責任(日本)―レヴィ=ブリュルとモース)
第4部 信じる―信念・巡礼・改宗(現代の魔女たちの魔法(イギリス);アニメの聖地巡礼のグローバル化(イギリス・ヨーロッパ))
重層的なフィエスタ(メキシコ)―誕生祝から巡礼まで
信徒達の思索について(ケニア)
狩人とアフリカミツバチ(マリ)
ショートエッセイ 機内食を初めて食べた少女の話
メディアで働いても文化人類学から離れられない理由);第5部 関わる―身体性・ケア・コミュニケーション(表現を通して「知る」ということ(日本)―障害がある人たちとの演劇制作の現場から
「老い」とは何か、その問題とは何か(沖縄)―一人暮らし老年者の人類学的調査研究からみえてきたもの
普遍的な納得のあり方を求めて(バヌアツ共和国)
異質なものを引き受ける身体(日本・中国)
「共に在る」感覚の再構成(インド・日本)―チベット系民族の対面とモバイルメディアにおける関わり)