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[BOOKデータベースより]
小4から中2まで不登校だった僕は「もう絶対に普通に戻れない」と思っていました。…でも、そう思っていた僕でも、戻ることができたんです。どんなことがあっても「自分は間違い」だと思わないで。焦らず、小さなことから、少しずつ積み重ねていったらいつかきっと変えられるんです。「絶対超なんとかなる!」
第1章 「女っぽい」といじめられた幼少期。不登校になるまで/誕生〜小3(夢のように幸せだった台北での幼少期/0〜5歳;母の希望で家族そろって日本に帰国/6歳 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 不登校、家庭内暴力、…そして自殺未遂/小4〜中2(家を壊し、母を殴り、この世の終わりというほど暴れた/10歳;藁にもすがる思いで心療内科に通院/10歳 ほか)
第3章 フリースクールでの恩師との出会い/中2〜中3(日本に帰国。対人恐怖症を発症/13歳;元気になるポイントを貯めていった/14歳 ほか)
第4章 原宿という居場所。「好き」がつながり自信になる/中2〜(原宿デビューでおしゃれのとりこに/14歳;中学校へ、そして高校受験にもチャレンジ/14歳 ほか)
第5章 友達、家族…世界一ハッピーな今/高校生(高校入学。出だしは、うまくいかなかった/15歳;憧れのあの人とも!つながっていく友達の輪/15歳 ほか)
台湾人の父と日本人の母のもとに台北で生まれ、小学1年の時に日本へと帰国したが、サッカーよりままごとが好きだったことなどがからかいの対象となり、小学3年の後半頃から徐々にいじめへとエスカレート。
小学4年からは不登校となり、中学2年まで続く長期間のひきこもりとなる。学校に通っていない自分は「二度と普通になれない」と感じ、焦りといらだちをどうすることもできず、家庭内暴力を振るうようになる。
その後、父の暮らす台北で過ごしたが、14歳の時に帰国し、フリースクールに通ったことが転機となる。自由な雰囲気の学校で、自由な発想を持つ恩師に出会い、学校に通う楽しさを感じたり、人と過ごす自信を取り戻すようになる。同時に、ファッションという夢中になれるものや、原宿という「学校とは異なる居場所」をみつけられたことも、自信を取り戻すきっかけとなっていく。
そして、遂に高校受験に成功。高校では友だちもでき、モデルという自分の好きな仕事もできるようになった。今では「世界一ハッピーな高校生」だと思えるように。
「不登校になったとき、自分はもう絶対に普通の生活に戻れないと思ってたんです。でも普通に戻ることができた。だからいえるのは、人生絶対なんとかなる! 焦らず、小さなことから少しずつ積み重ねていったら、いつかきっと変えられるんです」。そう語る著者の「自分らしく生きる」ヒントが満載のエッセイ。